旅が10倍楽しくなる「トラベルハック」

旅行したいなって思うけど、面倒なことが多いしお金もかかる。そんなあなたは、長期休暇がもらえたとしても、家でゴロゴロしてしまいがち?

もっとストレスなく旅行を楽しめたらいいのに…とお困りの皆さんにむけて「Little Things」のPhil Mutzさんによるトラベルハックを紹介します。

01.
ホテル編

家族旅行などの大所帯でない限り、じつは思っているより簡単に安くホテルを予約することができるんです。

1:オフィス街のホテルを選ぶ
都市の中心部や観光地に近いホテルは料金が高くなりがちです。 オフィス街に泊まるとお財布に優しくて静かだしおすすめ。

2:AAA会員になる
AAAは日本のJAFに似た組織で、会員になればアメリカでロードサービスを受けられる他、ほとんどのホテルが使えます。年会費以上にお得になります。

3:価格アラートを設定する
多くの旅行サイトではアラートを設定できるため、目的地に近いホテルの価格をメールで受信することができます。WEBをチェックしなくても安価な価格を得ることができます。

4:ホテルに電話する
ホテルに直接予約の電話をすると、割引サービスを提供してくれる場合があります。オンラインで予約する前に、電話をかけてみましょう。

5:プロモーションを検索する
オンラインで予約する場合は、ホテルの名前に "promo"という単語を付けてください。 お得な情報を漏らさずチェックできますよ。

02.
飛行機編

旅行への道中も、目的地と同じように楽しみましょう!

1:つねに左側を選ぶ
入場手続きや荷物検査など混み合う場所で、人は無意識のうちに右側のレーンを選びがちです。意識的に左側へ向かって時間短縮しましょう。

2:重いものは身につけておく
航空会社は荷物の重量制限に関して非常に厳しいですよね。靴やコートが複数ある場合は、一番重いものを着ていけば、限られた荷物の重量を節約できます。

3:ブラウザをクリアにする
フライトをオンラインで検索すると、以前に訪問したWEBサイトを追跡したり、特定のフライトを検索されることがあります。 あなたのコンピュータの履歴とクッキーをクリアにしておきましょう。

4:休日に旅行しよう
休日の空港は大変混雑しているイメージがありますが、実際は平日のほうが料金が安いため空いています。

5.カーブサイド・チェックインを利用する
チェックインはだいたいいつも長蛇の列。でも、アメリカでは空港の前でドライブスルーでチェックインできるカーブサイド・チェックインが利用できることがあります。列に並ぶよりずっとスムーズにチェックインできますよ。

03.
電車編

旅行の移動で最も使われるのが電車。ここでのストレス解消法はこのとおり。

1:割引をチェック
高齢者割引、AAA会員割引、学生割引などが使えないかチェックしてみましょう。ウェブ上で一括チェックできるサイトもあります。

2:本当に電車でいいのか再考する
電車移動は確かに手軽で、近場の旅行であれば最適な交通手段かもしれません。しかし長距離の移動であれば案外飛行機のほうが安くつくこともありますよ。道中に立ち寄りたい場所がない場合は、航空機と価格を比較してみましょう。

3:ピークを避ける
ピーク時は混雑しているだけではなく価格も高くなります。電車に乗る時間がオフピークかどうかを調べましょう。特に家族旅行など複数人で出かける場合には、この節約が大きく影響してきます。

4:使うお手洗いを選ぶ
電車に乗ったとき、困るのがお手洗い。最寄りのお手洗いだと混雑していて大変だったりしますが、少し離れた車両まで行くと、広くて空いているお手洗いが使えることもあります。

04.
レンタカー編

公共交通機関で行きにくい場所には、やはり車を使うのがいいですよね。

1:空港で車を借りない
レンタル会社との手数料が加算されるため、空港で車を借りると通常よりも高い料金がかかります。面倒かもしれませんが、自分でレンタル会社に行くことをオススメします。

2:前払いをしない
なるべく後払いのできる会社を選びましょう。他の会社に替えるときにキャンセル料がかかりにくいからです。

3:ピーク時に予約する
最も混雑している時間帯(月曜日の朝や金曜日の夕方など)にレンタルを予約すると、無償アップグレードになる可能性が高くなります。待ち時間が気にならない人向けですが、格安旅行を目指す人にはオススメです。

4.何日借りれば一番安いかを計算する
レンタルの日数によって割引を設定している会社は非常に多いです。実際4日しか必要なくても、5日借りた方が安くなる可能性があります。一度確認してみてください。

05.
バス編

バスでの旅行は安価なので、移動手段として考える人も多いのでは?

1:スマホをジップロックに入れましょう
バスでの長距離移動は娯楽もなく退屈です。そういう時にはスマートフォンをジップロックバッグに入れてコートフックから引っ掛けましょう。ずっと支えていなくても、映画やお気に入りのテレビ番組が見られますよ。子供連れの旅行には最適です。

2:バッグは目の届く場所に
バッグを収納ラックに入れるとき、自分の真上ではなく、前の席の上に置くようにしましょう。こうすれば常に自分のバッグに視線を向けることができます。

3:少しでも安く
Bolt BusやMega Busなどの多くのバスラインでは、早期予約でより安くチケットを入手できます。バスで旅行することがわかっている場合は、ディスカウントチケットショップを利用して、より安くバスチケットを入手しましょう。

4:スウェットシャツを着用する
バスはクーラーが効きすぎている場合がありますが、航空機などのように毛布の貸し出しをしていることは少ないです。風邪を引かないように上着を着ていきましょう。不要なときには枕にすることもできます。

06.
予約編

ホテルや旅行券の予約のタイミングを見極めましょう。

1:飛行機は早めの予約を
航空機は早割を利用しましょう。 特に休日は、当日に近づくにつれて料金が上昇します。

2:ホテルは可能な限り遅い予約を
先ほどとは真逆になりますが、ホテルなどはギリギリまで待って当日の予約の方が安いこともあります。これに関しては必ずしもそうなるわけではありませんが、費用を削るのに最適な方法ではあります。

3:火曜日、または木曜日に予約する
予約するなら、火曜日の午後と木曜日にチケットを手配しましょう。このタイミングで予約すれば、航空券を安く予約できる可能性が高くなります。

4:フライトが一番安いのは、火曜日、水曜日、または土曜日
金曜日と日曜日は、週末に旅行するお客さんで混雑するため、チケットも高価になりがちです。火曜日、水曜日、土曜日のフライトは、比較的安くチケットが購入できます。 

07.
お土産編

お土産を持って帰るのって大変ですよね。

1:オンライン注文
お土産をあらかじめオンラインで注文しておけば持ち帰りの手間が省けます。多くの通販サイトでは送料も一括です。

2:キャリーには入れずに発送を
持ち運ぶ方がかえって持ち込み費用がかかったりします。お土産用のキャリーを準備するのではなく、配送したほうが節約になるかもしれません。

3:過剰包装をしない
空港で中身をチェックされる可能性があります。もしラッピングをしたい場合は、目的地に着いてから自分でするほうが手間が省けます。

4:貴重品は持ち歩く
壊れやすかったり、高価であるものはエアパッキンを使って梱包することが重要ですが、あまりに繊細な品物は手元に置いておくのが一番安全だと言えます。

08.
旅行当日の行動編

きちんと計画していても、計画通りに動けないとストレスになりますよね。

1:ルートの確認をしておきましょう
電車やバスに乗り遅れないようシミュレーションは重要です。もし交通状況などが乱れている場合は、そこまで含めて十分な移動時間を確保しましょう。

2:常に早めの行動を
チェックインや搭乗手続きなどに思っていたよりも時間がかかることがあります。余裕を持って行動しましょう。時間が余れば、ゆっくりお土産を選ぶこともできます。

3:送迎がある場合は事前連絡する
送迎を待っている時間は、無駄以外のなにものでもありません。着く時間がわかった段階で事前に連絡しておけば、着くタイミングに合わせて待っていてくれるはずです。

09.
荷造り編

旅行を共にする荷物の扱い方ひとつで、ストレスは軽減されます。

1:液漏れを防止すること
シャンプーやトリートメント、あるいは化粧品など、液漏れしそうなものはきちんと対策しておきましょう。まずはキャップを外し、間にラップを挟んで、再びキャップを締め直します。ラップがパッキンの役割を果たし、液漏れしにくくなります。

2:丸める
衣類は畳むより丸めた方がスペースの節約になります。さらに服には皺がつきにくく、一石二鳥です。

3:シャワーキャップの活用
シャワーキャップは汚れた靴を入れるのに役立ちます。その靴の中に使用済みの靴下を入れておけば、さらなるスペースの節約にも。

4:ドライシートの活用を
キャリーバッグを使っていない間は、必ずドライシートを利用して臭い対策をしておきましょう。ドライシートを入れておけば、旅行中に良い匂いのまま荷物を持ち運ぶことができますよ。

事前の準備と計画的な行動によって、旅行は1段階も2段階も楽しいものになります。次の長期休みは、この知識を最大限に活かしてストレスフリーな旅行に出かけてみませんか?

Licensed material used with permission by Little Things
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