「世界の名所」を、ふわふわ旅するシャボン玉。

小さな球体にギュウっと景色が閉じ込められたみたい。よ〜く見てみると、建物や人が反射したり、ゆがんだりした幻想的な光景が広がります。でも、すぐに消えてしまうと思うとちょっと切なくて、そこにどうしようもなく惹かれてしまう。

これは、世界の様々なトラベルスポットをシャボン玉に映した「World in a Bubble」というプロジェクト。眺めていると、まるで知らない世界を旅するようなワクワクした気分になるんです。

360度の景色が輝く

人々で賑わうポーランドの「ネプチューンの噴水」。

球体の中で絶景が広がる「ガイランゲルフィヨルド」は、ノルウェーの世界遺産。

ポーランドのグダニスクにある「オールドタウン」は、不思議な色合いに。

ニューヨークの「タイムズスクエア」は、シャボン玉の中でもキラキラと輝き続ける。

虹色に包まれる「ブロードウェイ」は、別の世界のよう。

デンマークの「コペンハーゲンの風車」は、グルグルと泡の中を回っているみたい。

太陽の光が柔らかく包み込むベルリンの「ブランデンブルク門」。

迷宮への入り口のような「Dimmick Memorial Library」という、アメリカの図書館。

アメリカで活躍するフォトグラファーTom Stormさんによるこのシリーズ。初めて撮影したのは、アイルランドの「ゴールウェイ」という都市だったそうです。そこから、様々な景色をどのくらいシャボン玉に反映できるかという「探求の旅」がスタートしました。

彼の撮った景色の美しさはもちろん、ふわふわ浮かぶ泡の世界は、すぐに消えてしまうところも魅力的です。

Licensed material used with permission by Thomas Storm
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。