フォーク不要、これが「新しいパスタ」のスマートな食べかたです。

正直いって見た目はイマイチですが、得てしてそういうものの方がおいしかったりするものです。マーケットや屋台でおそるおそる口にする、B級グルメがその典型。それでいうと、このドーナツも完全にソッチ系だろうな。

スパゲッティが
フィンガーフードになりました。

いまブルックリンで大注目の新感覚パスタがこちら。もう見たまんまですがパスタ×ドーナツの「Spaghetti Donut」、どストレート。イタリア人が見たらトホホ…なビジュアルかもしれないけど、これがバカ売れ状態だとか。

トラディッションとイノベーションのコラボです!」なんて、ちょっと大げさだけど、目のつけどころがGOODな専門店「Pop Pasta」によると、どうやらベースはスパゲッティ・パイだそう。

もともとイタリア(とくにナポリ周辺)では、食べ残ったパスタに野菜やお肉、チーズを合わせて卵でとじた、オムレツに近い「frittata di spaghetti」があるですが、これがアメリカ人に大ウケ。たっぷりチーズをアドオンしてつくるスパゲッティ・パイにインスパイアされて誕生したのがこのドーナツ。

専用の型にパスタを入れて揚げるという、なんともBomba di Carolina(カロリー爆弾)なヤツ。だけど、これは間違いなくウマいやつだ!

バリエーションはパスタの数だけ

定番の5種類からスタートしたそうですが、それこそバリエーションはパスタの数だけ。ありそうでなかった、“揚げパスタドーナツ”の世界はまだまだ広がりそう。

これならソースが跳ねる心配もないだろうし、フィンガーフードとしても秀逸。しっかし、まさかスローフード×ファストフードが成立しちゃうなんて…。

Licensed material used with permission by Pop Pasta
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。