ストレスが溜まりがちな「誰かと一緒に行く旅」。その解消法とは?

GWも中盤に差し掛かりましたが、みなさんいかがお過ごしですか?

そろそろ旅行の疲れが出てきた頃でしょうか。痺れを切らすほどの渋滞のなかでこの記事を読んでいる人もいるかもしれません。「Elite Daily」のLalaneは、2年間も旅をして過ごしてきたトラベルライター。

そんな彼女が教える「旅のストレス解消法」を紹介します。

「旅をしながら生きるのは楽しいけれど、意外と疲れるもの。何かしら改善したほうがいいのに、テンションが上がって意外とみんなそこはスルー。けれど私は2年間の旅を終えて、とくに誰かと一緒の旅行中にストレスを抱えない方法を、たくさん試してみたの」

01.
誰よりも早く起きる

ひとり旅であれ、グループ旅行であれ、誰にも邪魔されない時間を持つのは難しい。それが積み重なると、精神的にも疲れてしまうでしょ。

そんなときに一番簡単な解決策は、他の誰よりも1〜2時間早く起きて、静かに自分の時間を過ごすこと。

02.
毎日、太陽の動きを見る

旅をしていると、充実しているからこそ時間があっという間に過ぎてしまう。だから毎日、日の出と日の入りを見る時間をとるようにするの。

気持ちが穏やかになるし、旅をはじめた理由や、今の自分を改めて考えることができるから。

03.
マナーモードではなく、
サイレントモードにする

私は21歳になってから、携帯を永遠にサイレントモードにしておくことに決めた。バイブ音に会話を邪魔されることも、アプリやSNSの通知が来ることもない。

そうすることで時間を有効に使えるようになったし、物事をよく考えるようにもなった。あれがストレスの原因のひとつだったことに気付いたの。

04.
旅の目的をハッキリさせておく

旅をしていると、あれもこれもスケジュールを詰め込みすぎてしまうことがある。これがけっこうなストレスになっていたの。観光、買い物、カフェでまったり、何をすべきか決めてシンプルな計画にして、時間と体力の無駄使いをやめましょう。

そうすれば、もっと純粋に旅を楽しめるはず。

05.
瞑想をする

私がいつも使っている瞑想アプリは「Headspace」。旅をしている間、すべての場所で使ったわ。最近では、ロサンゼルスからボルダーまでの引っ越しで4日間ロードトリップしたとき、車の後部座席で。

06.
日記をつける

私はできる限り、スマホから離れたい。Googleが優秀すぎて手放すのは難しいんだけどね。

旅行中は、頭の中を整理するのに日記をつけるのが好き。身の回りのことを記録したり、マインドマップを書いたり。携帯に頼らず、自分のお気に入りをスクラップするのも好き。

07.
旅仲間が「撮影好きかどうか」知っておく

息を呑むほど美しい景色、旅の途中のできごと、出会った人々など、写真がまったく撮れていないことがある。でもいいの。そういう時こそ、完全にスマホとサヨナラしているほうが、その貴重な瞬間に集中していられる気がするから。

とは言っても、旅行中のことはすべて記録しておきたいという人もいて、それはそれでいいと思う。

大切なのは、友だちとよく話して、お互いにストレスのない距離感を保つこと。

08.
仕事の必要があるなら、先に準備しておく

旅行の最中に、どうしてもやらなければいけない仕事があるのは仕方がない。そういうときには、前もってスケジュールに組み込んでおきましょう。仕事を終えるのに何時間必要なのか、どこでするのか。もちろんWi-Fi環境の把握もね。

先に準備をしておくことで、土壇場で焦るのを避けられる。とくに私が助けられているのは「WorkHard Anywhere」というアプリ。仕事をするのに適した場所を教えてくれる優れもの。

09.
毎日、ホットレモンを飲む

私は、毎朝ホットレモンを飲むようにしているの。デトックス効果が期待できるし、レモンウォーターとアップルサイダービネガーで健康的に過ごすことができたわ。

騙されたと思って試してみて。きっとあとでお礼が言いたくなると思うから。

10.
「保湿」をないがしろにしない

きちんと保湿されていると肌が気持ちよく、美しく見える。

めまぐるしい天候の下で外を探索していると、肌は乾燥しちゃう。旅行に出るときはいつでも、休憩のときも、最終目的地でも、手を洗って、水を顔にスプレーすることで少し保湿するように気をつけてみて。

11.
こまめに水分補給する

とくに移動中。座りっぱなしの旅だと水分補給を忘れがち。私は出先でもなるべく飲み物を飲もうと、メイソンジャーやサーモスを机に置いて、水分補給を忘れないようにしている。

車で旅行するなら、小さなクーラーか中くらいのスポーツサーモスを積んで、飲み物を切らさないようにね。

12.
食事に関することは決めておく

私はかれこれ13年間ベジタリアンで、彼氏はパレオ。旅行中の食事は、本当に大変なの。

お互いに好き嫌いを把握した上で、訪れる都市や国ごとに自分が食べられるものがあるのかを事前に調べておくことは、思い切り楽しむ上で大切。

自分で食事を作りたいのであれば、小さなキッチンのついているホテルを抑えることも視野に入れておくといいわ。

13.
「どうやって目的地まで行くか」も考える

目的地までの途中で、寄り道をするかなども視野に入れておくと後々ラク。仕事でどこかに出かけるときは「Amtrak」を使えば、椅子に座って素晴らしい景色を楽しむことも、昼寝も、車中で仕事をすることもできる。

ナビが車になかったとしたら、携帯がハンズフリーになるようにして、「Uber」か「Lyft」を使ってナビ代わりにするの。

旅を計画するときには、どうやって行くかの詳細まで考えることで目的地までの時間も計画的に使えて、道中での楽しみも見つけられる。

14.
生理のことも頭に入れておく

自分用にトイレットペーパーは車に積んで、災害のときのためにも備えている。ナプキンやタンポンなど、旅行中に生理が来てしまったときのことも考えて準備を。

自分が住んでいるところと違って、生理用品が手に入れにくい場所があることも頭に留めておくこと。

何か起こった時のために緊急連絡先のメモも持ち歩いていて、念のため友だちに居場所を伝えるようにするとさらに安心。

15.
日焼け対策を忘れずに

アウトドアで過ごすことが多そうであれば、着ていく服はどんなものか、ちゃんと肌がカバーできるかを考えておくこと。

日焼けや日射病で、旅行を台無しにしたくはないでしょう?

16.
化粧ポーチをキレイにする

本当に必要?って思うかもしれないけれど、聞いて欲しい。大抵の人は化粧ポーチを洗ったりしないだろうけど、あそこは細菌の宝庫で、顔に化粧品を使うとそこから体内に細菌が侵入してしまうことがあるの。

私はポーチを拭いて、石鹸と温かい水、ティーツリーオイルを混ぜたものでブラシを使って洗うの。必要なものは何か、使っていないものは何か、期限切れのものはないか選別しましょう。

そうすれば旅行の荷物だって軽くなるし、あなたの顔も喜ぶわ。

17.
ローカルなお店をチョイスする

新しい場所へ旅行するなら、ショッピングや食事は現地を楽しめる「ローカルなお店」で済ませたほうがいい。

18.
訪れる街のことを勉強しておく

観光スポットに行く必要はないけれど、訪れる街の歴史を理解し、ランドマークを覚えておくことでより身近に感じられる。さらに居心地よく、新しい場所でも行動しやすくなるはず。

知らない人に道を聞く回数は減るし、道順を調べるためにずっと携帯とにらめっこする必要もないの。

19.
割引制度はうまく使う

オンラインでチケットを買う、グループ割、誕生日ならディスカウントがある情報を、事前に調べておくのがスマートだと思うわ。

必要コストは少しでも安く抑えるの。予算が多かれ少なかれ、節約できるにこしたことはないでしょう?

20.
しっかり予算を立てておく

どこに行くかによって、旅のために1か月貯金するのか、数週間の貯金で済むのかが決まる。

大体いくら必要なのか、事前に計算しておくこと。そうすれば旅行中にいちいち不安にならないから。

21.
「自分はどうしたいのか」を大切にする

グループで新しい場所に行くとなると「みんながやるから」と合わせなければいけないことがある。そんなとき、自分は旅行中にどんな時間を過ごしたいのか、をよく理解しておくのが大切。

ちなみに私は、1日をどう過ごすのかおおまかに決めるタイプ。どこで食べるのか、どこを見るのか、絶対に見るべき場所はどこかなどを考える。それを中心に他のスケジュールを決めることでプレッシャーが減って、自分の時間をコントロールできるようになるの。

22.
安全に気を付ける

当たり前だけど、ひとり旅であれば特にね。もし目的地に知り合いがいるのなら、その人たちや親しい友だちにどこへ行くのかを伝えておいて。

最近ではアプリのサービスでも簡単に居場所をシェアすることができるから。

23.
その土地の法律や慣習を知る

場所によっては自宅の庭でも外でアルコールを飲んではいけなかったり、マリファナに対する扱いやイメージもまったく違う。

常識を見直すこと、そして違う環境にいる、ということを忘れずに。当たり前なんて、この世のどこにもないのだから。

24.
マニキュアを塗る

旅行前でも旅行中でもいいけれど、ネイルを新しくすることはとってもオススメ。気分がいいだけじゃなく、オープントゥーのサンダルも楽しんで履けるから。

25.
ゆとりを持つこと

前もって計画したスケジュールがタイトすぎると、本当に大変。かといってノープラン過ぎるのも危険だから、「やりたいことリスト」をまとめて旅行前に作って、あとは流れに身を任せるくらいのバランスで!

Licensed material used with permission by Elite Daily
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。