「病気になんて負けないよ」。ジュエリーで誰よりもキラキラ輝いた少女

かわいい笑顔を見せてくれるのは、米ユタ州に住むGianessa Wrideちゃん。まだ、7歳の彼女は、今年のはじめに「脱毛症」と診断されました。その影響によって、髪はすべて抜け落ちてしまいましたが、まだ治療法は見つかっていません。

でも、彼女も家族も、傷ついて落ち込むばかりではありませんでした。キラキラしたジュエリーストーンで頭を飾り付けて、同じ学校の友達たちを驚かせたのです。

ジュエリーストーンで
誰よりも輝く存在に

「お子さんの病気を治すための治療法も薬もありません」

母親のDaniellaさんは、医師から難病であることを告げられました。

そんな大変な時期でしたが、「crazy hair day」という、生徒がおもしろい髪型で登校する学校の行事が間近に迫っていたのです。イベントを楽しみにしていた娘の気持ちを考えたお母さんは、彼女を喜ばせることができそうなアイデアを思いついたのです。

「髪がないなら、代わりになるものを付ければいい。ジュエリーストーンで、誰よりも輝く存在になればいいじゃない」

こうしてGianessaちゃんは、花やフクロウで飾られた頭で学校へ行き、周りの友人たちへのサプライズを見事に成功させたのです。

脱毛症になっても、輝き続けることを諦めなかった少女と家族。病気になってしまったけど、誰よりも楽しんでやろう!と、ポジティブに捉えたのです。

下を向いてばかりでは何も始まらない。前を進んで明るく生きていこう。写真を見ている私たちまで、そんな気持ちにさせてくれました。

Licensed material used with permission by Daniella Wride
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。