建築家が「新鮮な発想」のために持っている本。

過去の成功体験に溺れたくない。

手持ちのカードは捨て続けて、新しいカードを増やしたい。

僕が建築家として仕事をする上で、大事にしているのが“新鮮な気持ちで考える”ことです。そして、この「はじめて考えるときのように」(PHP文庫刊)という本は、タイトルの通りそれを思い出させてくれる存在です。

この素敵な本に出会ってから10年以上が経ちますが、今でも折に触れて読み返すことがあります。また、共感したい方にはプレゼントすることもしばしば。これまで何冊購入したかわからないぐらいです(笑)。

だから、毎日ではありませんが、結構な確率で僕のバッグの中にはこの本が入っているんです。

谷尻誠/建築家
2000年に「SUPPOSE DESIGN OFFICE」設立。この4月には渋谷区大山町に「会社の食堂」+「社会の食堂」=「社食堂」という新たな試みをスタート。社内だけでなく、社会に食堂を開放中。

Photo by 元家健吾

今、僕らがリアルに使っているもの、使えるもの。『ビー』の記事は、毎日1本公開中です。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。