この写真、「32,000本のストロー」を使って撮られました。

この写真を撮ったのは、アーティストのMichael FarrellさんとCliff Haynesさん。彼らによると、このアイデアは1930年代には存在していたそう。その特許の期限が切れたこともあり、プロジェクトを開始。

こうして「32,000本のストロー」を使ったレンズが完成したのだ。

点描画とも少し違う
味わい深さ

いくつかのプロトタイプを作り、試行錯誤したらしい。でも、他にも苦労が。

当初、撮影する時に何かが光を遮っていたそう。そして発見したのは、ストローを固定するときに使った接着剤。それを取り除いてもダメなときは、現像する際に色を調整。また、ストローだと光がうまく入ってこないという問題点も。そこで使ったのが強めのフラッシュとのこと。

それにしてもこの写真、点描画にも似ているんですが、なんかひと昔前のテレビを切り取ったような感じ。

ちなみに彼らはネット上に写真を公開しているだけではなく、写真集も出している。そこには、さらに詳しいプロジェクトの詳細なども書かれているそう。WEBサイトから購入可能で、もう少しこの雰囲気に浸りたい人は見てみてほしい。

Licensed material used with permission by Michael Farrell & Cliff Haynes
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。