もっとシンプルに生きる。幸せになるために「手放すべき」20の考え方

「幸せになりたい」。それは、多くの人が持つ共通の願い。でも幸せを手に入れる前に、私たちを邪魔するたくさんの壁があるのも事実。そんなとき、物事を複雑に考えるのをやめて、ただシンプルに自分の人生を生き切ることが大切です。

ここで紹介するのは「Elite Daily」のライター、Ashley Fernさんがまとめた「あなたが幸せになるために手放すべき20のこと」。思わずハッとさせられるヒントがあるはず。

01.
みんなに認めて欲しい!という欲求

幸せになりたいからと言って、なぜ他人からの評価ばかり気にするのですか?自分の決断にあなた自身が満足しているのなら、本来は周りの意見など関係ないはずです。

「もう他人の意見に振り回されない」と決めたとき、どれだけたくさんのことが実現できるのか想像してみてください。自分が納得できることに全力で取り組みましょう。

02.
つい「怒り」をぶつけてしまう

「怒り」は、あなたを内側から蝕みます。最初は大変かもしれませんが、あなたの「怒り」の原因になった人と和解する方法を学んでいきましょう。

これはなにも、チャラにしよう、と言っているわけではありません。あなたの心に蔓延する「痛み」を和らげることにつながるのです。もしもあなたが誰かに強い怒りを抱けば、その人物はあなたを抑えこもうとより強い力で支配してくるでしょう。

相手が謝罪をしているなら、受け入れる術を身につけましょう。きっと人生がもっと楽しくなるはずです。

03.
見た目へのコンプレックス

「正しい体型」「完璧な体型」を定義できる人なんて、この世にいません。他人からの意見に惑わされず、健康的であるならば、他に重要なことなどないのです。

あなたが自分自身のことを美しいと思えれば、それだけで、あなたは十分美しい存在です。

04.
「完璧なパートナー」に出会える期待

恋愛や夫婦関係において「完璧」なんて、ありえません。もしもあなたがパートナーにする人のチェックリストを持っているなら、今すぐ窓の外に放り投げましょう。

あなたの前進を妨げるのは、その「イメージ」にとらわれすぎてしまうこと。一緒にいて心地がいい人や、ありのままのあなたを受け入れてくれる人を探しましょう。

人生の早いタイミングでそのことに気がつければ、あなたはもっと幸せになれるはず。

レゲエの神様、ボブ・マーリーのこんな言葉があります。

「彼は完璧じゃないし、あなたも完璧じゃない。それに、あなた達ふたりが完璧になることもないだろう。

しかし、1度でも彼があなたを笑わすことができれば、あなたは彼を意識する。そして、もし彼が自分の人間らしさやミスを認めたのなら、彼のそばに寄り添って、最高のものを与えなさい。

彼はポエムを引用しないし、あなたのことを常に考えている訳でもない。でも、彼はあなたにでも壊せる、彼のもろい部分をさらけ出すだろう。彼を傷つけてはならない。彼を変えてはならない。彼に能力以上のものを求めてはならない。分析してはいけない。

彼があなたを幸せにしたのなら、微笑みを与え、あなたを怒らせたのなら、叫び声をあげ、彼がそばにいないのなら、彼のこと恋しく思いなさい。そこに愛が存在するなら、精一杯愛しなさい。

完璧な男性などいないが、あなたに最適の男性なら常に存在するのだから」

05.
思い描く通りの理想の人生

完璧なパートナーなんて存在しないのと同様、完璧な人生もまた存在しません。人生とは、あなたが行うことの集合体です。もし懸命に働く気持ちや、努力する意思がないのなら、あなたの人生は残念なものになるでしょう。

あなたの選択は、あなたの人生にそのまま反映されます。最高の人生になるかどうかは、あなた次第なのです。

06.
お金持ちになれるという妄想

多くの人が、お金持ちになれるかもしれないという希望を抱きながら人生を送っています。一部の人には現実的かもしれませんが、懸命な努力と強い意思がなければ達成できないことは明らかです。

決して、お金だけをモチベーションにしないでください。情熱を抱けるキャリアを見つけて、そこに打ち込んでください。

07.
幸運が舞い込むかも、という空想

ただイスに腰かけて、何かが起こるのを期待してはいけません。大事なのは、自分の人生や、あなたが手にしているものに感謝すること。日々のあらゆる瞬間を大切にしてください。

今日が人生最後の日であるかのように生きれば、あらゆる状況を最大限に活用できるでしょう。

08.
言い訳をするクセ

これは、絶対にやめましょう。運動したいのに時間がない?ならば、早起きしてジムに通うことです。言い訳は、自分を正当化するための手段にすぎません。

結果を得たい?それならば、愚痴をこぼすことはやめて、行動を起こすのです。

09.
昔の恋人への想い

別れたのには、理由があるはずです。元恋人のことが忘れらないのなら、彼らとの経験から学んだ「教訓」のことだけを考えるようにしてください。

過去の感情にダラダラと浸っていてはなりません。これは、新しい誰かとの将来の幸せを妨害するだけです。

10.
必要以上に頑固なところ

認めたくないでしょうが、あなたにも間違っていることはあります。なにか正しい答えを出すとき、他の人にはあなたと同じくらいの能力があるのです。そんなとき、頑固になるのはやめて、素直に自分の間違いを受け入れてください。

頑固な姿勢を和らげると、もっと簡単に新しいことを学び、吸収できるようになります。自分の意見だけにこだわるのをやめたとき、一体あなたの目の前にはどんなイメージが湧きますか?

11.
物事を先延ばしにするクセ

「今日のタスクも、明日やればいい」と考えるのはやめましょう。やらなければいけないことは、終わらすべきときに終わらせてください。あなたの時間を最大限に活用しましょう。

早い段階で片付いていると、心配事やストレスから解放されます。さらに、自分の好きなことを楽しむための時間もつくれるでしょう。

12.
過去のトラウマや古傷

相思相愛だと思っていた人に傷付けられた経験は、本当につらいもの。でも、ネガティブな感情を引きずっていても、これからの新しい恋愛で最悪な結果を生むだけです。

まったく同じ人、というものは存在しません。つまり、過去の恋人がつくった基準を、将来のパートナーにも求めるのは公平ではありません。

新しい恋愛は、真っ白な状態から始めるように心がけてください。

13.
ネガティブな思考

あなたが周囲に与える影響は、必ずあなたのもとへと帰ってきます。

人生を「半分空っぽのグラス」とは考えずに「半分まで満ちたグラス」と考えるようにしてください。時間をかけて感謝の気持ちを身につけましょう。ポジティブ思考を身につけると、あらゆる可能性が広がりますよ。

14.
他人を批判する気持ち

なぜ人は、他人の人生に起こっていることばかり気に掛けているのでしょうか?

他人の行動と同じくらい、自分の行動にも注意すれば、人生ははるかに有意義なものになります。結局のところ、他人の人生で何が起こっているのかなんて、正確に知ることはできないのですから。そんな彼らの行動を批判する権利なんてないのです。

15.
嫉妬心は何も生み出さない

幸せとは、欲しいものを手にすることではありません。それは、すでに手にしているものを知ることです。

他者を羨むのはやめて、今の自分が持っていることに感謝できるようになってください。人の数だけ人生があります。あなたにも、他人にはない特別な何かがあるはずです。

嫉妬心が行動の基本になってしまうと、人生はネガティブに傾きます。そこで得られるものは、何ひとつないのです。

16.
不安に苛まれる毎日

幸せな人ほど、自尊心が高い傾向にあります。彼らはありのままの自分を受け入れ、人生をうまくこなしています。彼らからは自信やプライドなど、ポジティブな雰囲気が漂っています。

気になって仕方ない「不安」があるなら、いっそ外の世界に飛び出して、何かを変えることを目指してみてください。

17.
「幸せ」を他人任せにしてない?

結局のところ、あなたが100%信頼できるのは、あなただけです。幸せを他人の手に委ねないでください。幸せを他人任せにしていては、あなたの自立を妨げる「依存心」が芽生えてしまいます。

あなたが自分さえも幸せにできないのなら、周りとの人間関係がうまくいくこともないでしょう。幸せを分かち合うパートナーや友人を見つけるには、まずはあなた自身が幸せを手に入れることです。

18.
過去に生きること

過去の失敗にこだわり続けても、あなたが得るものは何ひとつありません。

後ろばかりを見つめていたら、より良い将来に向き合うことなどできません。確かに失敗はあったかもしれませんが、ただ、それだけのこと。

それらを些細なことだと受け止めて、前進を続けてください。

19.
すべてをコントロールしたい!という欲求

人生は、時にコントロールせず、ありのまま進めていくことが大切なこともあります。

あなた自身がコントロールできないものを気に病みながら、人生を送ることは大変です。リラックスして、ただ物事の成り行きを見守ることも大切です。未知のものも、受け入れてください。

それらは大きな驚きを与えてくれるかもしれませんし、予測不可能な冒険に身を任せると、とても毎日が刺激的になりますよ。

20.
自分への過度な期待

自分への期待感を正しく知ることも、幸せへのカギです。過度な期待をなくせば、落胆することもありません。それは「他人への期待」も同じこと。

そして、つねに「努力と同じ結果」が表れるとも限りません。

だからこそ、もっと開かれた心で冒険的な毎日に乗り出してください。すると、先入観に縛られることなく、目の前のことに没頭できるようになるでしょう。

Licensed material used with permission by Elite Daily
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