媚薬のような中東のスイーツを、ちょっとだけマイルドにしてみました。

ミルクをコーンスターチで固めた、エジプトを代表するデザート「マハラビア(メハラビア)」。現地で食べる味は濃厚でクリーミー、かつ大脳皮質を揺さぶるような強烈な甘さが特徴です。そこに香水のように鼻を抜けるローズウォーターの香りが加わり、さながら媚薬のように人々を魅了する味わい。

このマハラビア。エジプトに限らず広く中東諸国で食されているのですが、今回はエジプトのものとも少し違うヨルダン風をご紹介。砂糖控えめなこちらの方が、日本人の味覚に合っているんじゃないでしょうか。

<材料>

牛乳:200ml
砂糖:大さじ3
コーンスターチ:大さじ2 

<つくり方>

鍋に砂糖、コーンスターチを入れて混ぜたら、牛乳を少しずつ加えて混ぜながらコーンスターチを溶かしていきます。ふつふつとしてきたら弱火にして、少しとろみがつくまで5分ほど煮ます。それを器に移し、粗熱が取れたら冷蔵庫で3〜4時間ほど冷やし固めて完成です。

最後に砕いたアーモンドやピスタチオをふりかけたり、もっと甘みがほしければ、はちみつで調整するとより本場の味に近づきます。 

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。