いま29歳の私が、30歳になるまでにやりたいこと

10代の頃に思い描いた通りの順風満帆な人生を送れている人は、それほど多くはないでしょう。だからこそ、0がつく誕生日を人生の節目としたり、ターニングポイントととらえて、将来のことを考えるのは意味があるのでしょう。

それまでの生き方を振り返り、改めて今後の人生設計を考え直すのもいいですし、今まで「やりたい」と思いつつ、なんとなくしてこなかったことを行動に移すきっかけにもなります。ただ自分のなかだけで計画するよりも、家族や友だちに宣言してしまうほうが、後には引けないぞという決意から、実現性も高まります。

ここでは「Elite Daily」の女性ライター、Jen Glantzさんが寄稿した「来年30歳を迎えるまでに、済ませておきたいこと」を見てみましょう。

20代はずっと働きづめだったし、節約なんてまったく考えないような生活をしていました。でもそろそろリタイア後のことまで考えて「貯める」ということも考えないといけないのかもしれません。

ファイナンシャルプランナーに相談したり、社会保障や保険についての知識をもっと深めることで、少しは安心して65歳を迎えられるんじゃないかな。

小さめのスーツケースを片手に、ひとりで海外へ飛び立つ姿にずっと憧れていました。

これまでも海外旅行の経験自体はあるんだけど、すべてパックツアーか、友達とのバックパックだったの。安全なのは良かったんだけど、正直ちょっと窮屈な旅でした。

でも「ひとり旅」なら自分が好きなときに起きて、本当に見たいものだけを見て、好きなモノを食べられるでしょ？スリルやちょっとした怖い経験も、ひとつの醍醐味。

子犬を飼ってみることにした。前に1度考えたことがあるんだけど、そのとき「自分のことさえケアする余裕もないのに、動物の世話なんて絶対ムリ」って諦めていたんです。

でも、手がかかる動物を飼うっていうのは、逆に考えると、自分にとってすごく得られるものが大きいんじゃないかって思うようになってきました。ワンちゃんがいれば、寂しくないしね。

一刻も早く料理を覚えないと、命が危ない気がしています（笑）。去年は、アスパラガスをオーブンで焼いたとき、6回も火災報知器を鳴らしてしまいました…。パスタが燃えたことも…。

とにかく、初心者向けの料理教室に行かなければと思っています。

さすがに、30代まで借金の山を持ち越したくないんです。でも、私たちの世代のほとんどが学生ローンや都市生活のせいで、クレジットカードの支払いに追われているのが現状。

これまでも少しずつ返済の努力はしてきたけど、これを機に少し高級なコーヒーや服はすっぱりとやめて、その分を一気に返済することに決めました。

30歳に向けて「何か資格を取る」とか「会社を立ち上げる」とか、壮大な目標じゃなくてもいいんです。ただ漠然と目標を立てるだけより、リストアップして周囲に公表し、一つひとつこなすことで、より良い節目を迎えられるのではないでしょうか？

あとは、実行あるのみですよ。