「20代前半と20代後半」の恋愛は、どうちがうの?

最初はだれでも恋愛初心者。付き合い方も相手の選び方もよくわからず「感覚で付き合っていた」なんて人も多いのでは?そんな行き当たりばったりの恋愛も、大人になっていくと徐々に変化していくもの。

そう教えてくれるのは、「Elite Daily」のライター、Laura Argintarさん。社会に出てたくさんの経験を積む20代。前半と後半で、あなたの恋愛観はどう変わりましたか?

10年後の自分って…

正直に言ってしまえば、恋人との関係が愛のすべてじゃない。

だって、これは目指すものがあってこそ。10年後はどんな自分で、何をしていて、どこにいるのか。そんな理想を満たすためのものなのかもしれない。

そして、人生の目標や理想って、歳を重ねるにつれて変わるもの。とくに自分を探しながらも目まぐるしく過ぎていく20代は、毎年のように変わっていく。恋人との関係に求めるものが変わってくるのも当然ね。

01.
カレがほしい20代前半
パートナーがほしい20代後半

20代前半の言う「カレ」は詳細なんてどうでもいいの。仕事中にキュートなメールを送る相手だったり、ジムに行くきっかけをくれる相手だったり。それだけで満足。

でも、ろくでなしのイケメンに免疫が付いてくると、徐々にずっと一緒にいてくれるような人を探すようになるわ。この先ずっと一緒にいるわけでもない相手に時間を割いている暇はないの。

02.
相手にリードしてほしい20代前半
対等な関係でありたい20代後半

恋人がいることに慣れていないときって、どうすればいいのかわからないことばかり。だから、誰かに引っ張ってもらったほうが楽なのかも。面倒を見てくれてるし、20代前半にありがちな情緒不安定なときも側にいてくれる人がいて安心できたはず。

でも、そんなあなたも年を重ねて落ち着いてくると、もう受け身ではいられなくなる。自分の意見にも自信が持てるようになるし、お互いの意思を尊重し合える関係を求めるようになるわ。そのときは、新しい世界を教えてくれる彼氏なんてもういらない。新しい世界を一緒に発見してくれるような彼氏がほしいの。

03.
周りをあっと言わせたい20代前半
自分があっと言わされたい20代後半

見ているだけでうっとりするようなカッコイイ彼氏なら、となりにいるだけで自慢できるというもの。周りの人がどう思うかを気にしているときって、ついそこを目指しちゃうのよね。でもこれって、見た目がいい彼氏がほしいだけ。

20代後半は、ちょっと人生に疲れてきてしまった頃。そうなると、友だちや家族をあっと言わせられるかどうかなんて、もうどうでもいいの。それよりも内面がどうかのほうが大切でしょう?

04.
走るのを止めないでほしい20代前半
スピードを落としたい20代後半

誰かのために止まることなく突き進む毎日。友だちの誕生日パーティーや職場でのパーティーに喜んで来てくれたり、海外ドラマをとなりで一気見してくれるような、そんな彼がほしいもの。走り始めると止まらないから、シートベルトは自分で締めてもらわなきゃ困る。

でも、いつしか充実した生活を一緒に楽しめる彼氏が理想になるの。いつも早足で生きることに疲れたのね。エネルギーをそんなに消耗しない相手と、ゆっくり進んでいきたいわ。

05.
友だちが気にいる彼氏がほしい20代前半
親友になってくれる彼氏がほしい20代後半

恋愛をはじめた頃、私たちの頭にあるのはその彼氏が自分に「ピッタリ」だという親友たちの言葉だけ。友だちにそう言ってもらえるのは、自分に言い聞かせる言葉よりも安心するのね。

仲間がどんどんパートナーを見つけて落ち着いてくると、徐々に自分もそんな相手を探すようになる。ハートだけじゃなくて、秘密も守ってくれる相手がほしいの。

06.
言い訳をする20代前半
言い訳を許さない20代後半

30分にわたってInstagramのキャプションの文句を聞いてくれる彼氏がいれば幸せ。それが運命の相手や完璧な相性じゃなくたって、これも経験だと言い聞かせて我慢してしまうものよ。

でも自分の価値がわかってくると、低い扱いをされることは許せない。もし相手があなた以外のすべてを手に入れているなら、先へ進むことだっていとわないわ。

07.
まだ子どもっぽい20代前半
子どものことを考え始める20代後半

まだ子どもっぽさを捨てられず、つい悪ふざけをしてしまったりする20代前半。理想の恋人といえば、一緒にイタズラを楽しんでくれる共犯者のような人。

20代後半になると、子どもがほしいかどうかはハッキリしてなくても、「もし子どもがいたら」と考えてしまう。とくに未来のパートナーを選んでいるときね。理想の男性像も「悪そうな人」から「お父さんみたいな人」に変わっていくのよ。

08.
刺激的でありたい20代前半
自然体でいたい20代後半

ケンカってなぜか心がほっとする。だって、まだ恋人との関係を良くしようと努力しているってことでしょう?若くて未熟な20代前半って、恋人とのケンカも日常のスパイスだったりする。情熱と比例しているとしか思えないわね。

20代後半になるとありのままでいたいもの。だから、隠すものなんて何もないわ。駆け引きも、座って待つことにも疲れたあなた。恋愛はもっと現実的に、率直であればいい。大人になったら大人の恋人関係を求めるべきよ。

09.
フォークのような人を求める20代前半
スプーンのような人を求める20代後半

セックスは最高よ。でも、恋人との関係を最高にしてくれるわけじゃない。終わったあとに気遣ってくれたり、終わってもとなりで寄り添ってくれたり。

とくに20代後半で付き合う相手は、あなたの後ろに立ってるだけじゃなくて、後ろで支えてくれる人を選んで。

10.
ごちそうしてくれる相手を選ぶ20代前半
結婚指輪を買ってくれる相手を選ぶ20代後半

考えつく先のことといえば、「次の食事はどこに行くか」くらい。

20代も後半になってくると、人生の次のステップへの準備ができてくるはず。「今だけ」じゃなくて、「ずっと」という言葉が似会う相手のことを真剣に考えてるの。

11.
お泊りしてくれる人と付き合う20代前半
同棲してくれる人と付き合う20代後半

朝目覚めてそこに誰かがいるのはとても心地いいもの。とくに不安定な年頃だとそうなるわ。寂しいときにすぐに連絡できる誰かがいるってステキなことよね。

でも、寝るとき、起きるときだけがすべてじゃない。一緒に生活を築いていくことこそが、求めるべきものなの。

Licensed material used with permission by Elite Daily
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