65歳以上なのに20代と同じ若い脳をもつ「スーパーエイジャー」の習慣とは?

誰でも、いつまでもはっきりとした意志を持って生活していたいですよね。どうすれば脳の働きを維持できるのでしょうか?

ライターのMinda Zetlinさんは、「Inc.」でこんな調査について紹介していました。

スーパーエイジャーになるためには
「簡単にできること」は
やらない

マサチューセッツ総合病院では、実際の年齢が65歳以上なのに脳年齢が20代の「Superager」17人を対象に、調査を行いました。

すると、「Superager」たちの脳は、クロスワードやパズルゲームで鍛えられるような認知を司る部分よりも、強い感情を司る部分のほうがより発達していたことが判明したのです。

では、どうすれば感情を司る部分を働かせることができるのでしょうか?パッと思いつくのは「悲しい映画を見る」や「思い切り感情を爆発させる」といったことですが、専門家によるともっと有効な方法があるのだそう。それは「簡単で、すぐできるようなことはやらない」ことでした。

毎日同じことばかり繰り返していても、感情は動きません。やったことがない新しいことや、難しいことに挑戦し続けることが脳に刺激を与えます。初めはできなくてストレスを感じますが、それを乗り越えるとさらに挑戦したくなるのです。

大切なのは、自分の限界を少しだけ超えること。「できない」というストレスと、それを乗り越えてできるようになったときの達成感が、感情を揺り動かします。

では具体的にはどんなことをすればいいのでしょうか?4つのアイデアを紹介します。

01.
楽器を学んで
発表日まで決める

まだ一度もやったことがない楽器を習ってみましょう。目標設定は、友だちや家族、同僚などの前で1曲を完璧に披露できるようになること、としましょう。

さらに自分にプレッシャーを与えるために、発表日を決めてみんなを招待するのもおすすめ。

02.
言語を学んで
その国へ旅行をする

全然勉強したことがない、あるいは、少しだけかじったことがある言語を学んでみてください。

まずは、その国の言葉で書かれた本を「この日までに読み切る」という期限を自分で設定すること。その言葉を使う国への旅行を計画して、滞在中は積極的にその言葉を使うようにするのもいいでしょう。

03.
トライアスロンなど
挑戦しがいのあるものを探す

もし興味がなければ、トライアスロン以外のことでも構いません。ジムに入会したり、武道を習いに行ったり、ハイキングや水泳のクラブに参加するのでもいいでしょう。

今までやったことがなくて、少し頑張らないとできないようなことに挑戦するのです。できるかどうかと悩む前に、申し込みをしてしまうのがポイント。

04.
思い切って
ステージに立つ

スピーチをしたり、人前で何かを発表したことがないなら、ぜひ挑戦しましょう。大勢の前でステージに立つことは、とてもいい刺激になります。

もしスピーチやプレゼンに慣れているなら、演技や歌のクラスに参加してみるのもいいでしょう。

何より大切なのは、チャレンジすること。「やったことがある」「簡単だと感じる」ことでは意味がありません。新たな挑戦をし続けて、元気な脳をキープしましょう。

Licensed material used with permission by minda-zetlin
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。