【読んでもらいたい vol.7】遊んで学べるレシピとアイデア『Lunch Lady』

パッ!と目に飛び込んでくる鮮やかな色合いが特徴の『Lunch Lady』は、手にとってパラパラとページをめくっているだけで、気分が明るくなってくる本です。テーブルや本棚にそっと置いておくだけで、場の雰囲気もずいぶん違ってきます。

オーストラリアの家庭でつくられた、簡単にできる手づくりランチや、暮らしをより楽しくするためのアイデアが紹介されています。テキストは英語で書かれていますが、写真やイラストを見るだけで、内容を理解できるものがたくさんあります。

メルボルンでフォトグラファーやデザイナーとして働きながら、子育てをしていたケイト・ベリーさんは、簡単にできる楽しい手づくりランチの素晴らしさを知ってもらおうと、自身のレシピをブログで紹介し始めました。その内容が反響を呼び、出版されることに。

簡単なので、すぐに試したくなります。

野菜を練り込んでつくる色とりどりのファルファーレ(蝶々のかたちをしたパスタ)や、材料を混ぜて冷蔵庫で冷やすだけでできあがる、焼かないケーキなど。どれも試してみたくなるものばかり。

身のまわりのモノを生かす、
ちょっとした遊びのアイデアも。

たとえば、テーブルナフキンの色から連想して折りかたを工夫すると、食卓のコーディネートが華やかになります。ダンボールで本物と見間違うようなキッチンを作れば、おままごとがいつも以上に大きなスケールで楽しめます。もしも、子どもたちがあの名盤のジャケットをイラストで描いたら、どうなるでしょうか。

コラムで学ぶ、新しい視点。

家族間で生まれる日々の小さな悩みごとや、毎日の発見が書かれたコラムも掲載されています。日本で取り扱っている書店はまだ多くありませんが、どこかで見かけたら、ぜひ手にとってみてはいかがでしょう。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。