90日連続で食べ続ける「わかめスープ」。韓国の伝統には深いワケがあった

韓国では、妊娠ママたちが出産を終えたあとの数週間(人によっては3ヶ月くらい)、毎日食べた方がよいとされるメニューがあります。日本でもおなじみの「わかめスープ」です。大きな鍋いっぱいに作って毎日食べ続ける理由は、もちろん赤ちゃんのためでした。

わかめは母乳を
出やすくする!?

髪によい食べ物というイメージもありますが、韓国では昔から、わかめを食べると血液がきれいになって母乳が出やすくなるとされ、出産後の女性たちに振る舞われてきたそうです。たしかに、わかめに含まれるフコイダンには血液の凝固を防ぐ効果が期待できるので、この言い伝えが理にかなったものであると証明されています。

こちらのレシピは、実際3ヶ月間に渡ってスープを食べ続けた韓国人女性直伝の、自宅で簡単に作れる本場流のお手軽レシピです。

〈材料:2人分〉

・牛こま切れ肉:100g
・乾燥カットわかめ(水で戻す):3g
・水:600ml
・おろしにんにく:小さじ1/2
・塩:適量
・ごま油:大さじ1/2

〈つくり方〉

ごま油を中火で熱し、牛肉を色が変わるくらいまで炒めます。そこに水とおろしにんにくを加えて、ふつふつするくらいの火加減で10分煮たら、乾燥カットわかめを加え、塩で味をととのえたら完成です。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。