世界と向き合うなら「ひとり旅」。その9つの理由

ひとりレストラン、ひとり映画。自分では快適なつもりでも、「ひとりで海外旅行に行く」って友だちに言ったら、「なんでひとりなの?」と驚かれることも。

でもやっぱり、ひとり旅は世界から多くのことを学べるチャンスです。より世界と向き合うためには、ひとり旅がベストだと「Elite Daily」ライター、Emily Higginbothamさんが語ります。

01.
やりたいことが
全部できる

これは、一番わかりやすい理由。友だちや家族、恋人と行くと、他の人が立てたプランに従わなければいけなくなります。周りの興味に合わせていたら、観光地や美術館なんかよりも知りたいことがあるはずなのに、それにさえ気づけないことも。

ひとり旅なら、「どこに行きたい?何がしたい?」なんて聞き合うような厄介なプロセスが省略できるし、自由です。他の人が楽しめているかどうかを心配する必要もありません。

グループ旅行の場合、滞在中の1日、もしくは午前午後のどちらかの時間帯だけでも単独行動すれば、もっと自分にとって価値のある時間が過せるでしょう。

02.
本当に見たいもの、
知りたいことを追求

数人で旅行する場合、何かに興味を持っても、立ち止まることはできません。なぜなら、あなたが立ち止まれば、グループの動きも止めることになるからです。でもひとり旅なら、そんな心配もいらないし、自分の興味のあることに没頭できます。

そうすると、あなたは自分自身のことをもっと知ることができます。これは、「あそこに行かなきゃ」「ここは絶対に観るべき」と同行者の意見に従ってばかり行動していたら気づけないこと。

滞在中の貴重な時間は、探索に使いましょう。思わず足を止めてしまったもの、考えさせられる何か、そういったあなたの五感を刺激するものと出会うべきです。

03.
意外な自分を発見!
もっと自分が好きになれる

もちろん、ひとりでの行動が苦手な人もたくさんいるでしょう。そういう人は、絶対に単独でレストランには行かないし、トイレに行くときでさえ、一緒に来てくれる人を探すかもしれません。きっと“寂しい人”と思われるのが怖いのでしょう。

でも、ひとり旅を経験すると、他人にどう思われるかなんてどうでもいいことに気づきます。恥ずかしがる必要なんてないのです。

ありのままの自分を好きになれたり、自分に自信が持てたり、意外とひとりきりの時間を快適に過ごせる自分に驚いたり。誰かの機嫌をうかがうこともなく、どこかに行って新しい発見ができるのは、とても爽快な気分でしょう。

04.
マイペースな旅こそ
最高に楽しい

グループでの旅行や観光となると、考え方は人それぞれ。できるだけ計画を詰め込みたい人もいれば、ひとつのことをゆっくり満喫したいと思う人もいます。これは、グループ旅行をすると決まったら、必ず避けては通れない問題。意見の違いから、対立に発展してしまうことも…。

一方、自分のペースで時間を使えるのが、ひとり旅の素晴らしいところ。予定ぎっしりでも、気ままにふらふら過ごしても、誰にも文句は言われません。

05.
精神的に自立できる

「旅の計画はいつも他人任せ」というあなたも、ひとり旅は自力で乗り切らねばなりません。

他人へ依存しないことで、あなたは確実に今よりもっと「自立」できます。地図の見方や見知らぬ街での交通機関の利用方法、そして、つねに周りに注意を向けなければならないことを学ぶはずです。

あなたの代わりに行動してくれる人は誰もいません。すべては自己責任。とくに旅行者を狙った詐欺やトラブルなどにも気をつけなければなりません。

きっとそれは、自信につながります。たったひとりで未知なる土地へ足を踏み入れることは、大きな達成感にもなるでしょう。

06.
旅先での
感度が上がる

誰かと旅をすると、旅のほとんどが彼らとの会話になります。それも楽しいけれど、もしひとりだったら、あなたの集中力は自然と「周囲の環境」に注がれます。

たとえば、以前なら見過ごしていた何かを発見したり、話す機会のなかった人々に出会えたりと、新たな環境にすべての感覚を研ぎ澄ませて探索できます。

今まで気にも留めていなかった街の音や香りは、きっと忘れられないものになるでしょう。街のすべてを満喫できれば、あなたの体験はより豊かなものになるはず。

あなたが世界を見つめ直し、その真の姿を理解できて初めて、「旅行」と言えるのかもしれません。

07.
自分を見つめ直す
最高の機会

ひとりで旅をしているときほど、自分と向き合える時間はありません。どこに行っても何をしていても、あなたの頭に浮かぶのは、その場で「感じる」ことだけ。自分がどんな世界観を持っているのかが、どんどんわかるようになります。

ひとつの場所に長い時間滞在して、人生についてひたすら考えたり。今ここに居られることに感謝してもいいでしょう。

誰かに邪魔されることなく、自分の感性と向き合う機会なんて、日々の生活ではなかなかありません。そんな貴重な時間を、あなたはひとり旅を通して得ることができるのです。

08.
「自分へのご褒美」を
とめる人もいない

ひたすら倹約してきた、20代。冷蔵庫にはろくな食材がなく、車のガソリンはほぼ空の状態…。普段はそんな切り詰めた生活をしていたとしても、ひとり旅の間は少しくらい贅沢しちゃいましょう。

ハイクラスのホテルに泊まり、夜は豪華なディナー。水の代わりにワインを注文して、普段は頼まない6ドルのデザートを満喫、なんていうのもたまにはいいかもしれません。

これは、あなたの旅。「このレストランは高そう」「このホテルは無理」なんて言い出す人は誰もいません。すべて思い通りなのです。

お金の心配は帰国後にするとして、ちょっとだけ贅沢に浸ってみては?

09.
今まで以上に
「タフ」になれる

慣れないことや平穏を乱す生活は避けてきたような人でも、ひとり旅を経験すると、自分に自信つき、恐れるものがほとんどなくなります。

なぜならひとりでの旅は、不安で、孤独で、ときには恐怖も付きまといます。日常生活では感じることのなかったそれらの感情を克服できれば、きっと新しい自分になれるはず。

たとえば、知らないことだらけの国で、言葉もわからず、なんとか目的地に辿りつくことができれば、「自分にできないことなんてない!」と思えたりしますよね。それまでは無理だと思っていたことに挑戦しようと思えるのも、ひとり旅のいいところ。

あなたに達成できないことは何もないのです。何事も恐れない自分に生まれ変わりましょう。

Licensed material used with permission by Elite Daily
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