世界中で「水たまり」を見つけては、撮らずにはいられない旅人

ある日、横断歩道を渡ろうと信号待ちをしていたGuido Gutierrez Ruizさんは、足元にある水たまりに目を留めました。するとそこには、空の雲が映り込んでいたんです。

「わぁ、まるでパラレルワールドみたいだ」

そう思った彼は、その日から、水たまりに映る不思議な世界に夢中になりました。もともと大の旅行好きだった彼は、世界のあちこちで水たまりを見つけては、パラレルワールドのような写真を撮り始めたのです。

「魅力は、その旅の瞬間瞬間を捉えられること。お気に入りなのは、フランスのボルドーで撮った写真ですね。それは、小さな女の子が自分の足を見ている瞬間。なんだかとても優しい印象なんです」

一瞬、どちらが水たまりなのかを考えてしまうほどキレイな映りこみ。ここがまるで2つの世界の境目のような不思議な感覚です。

驚くべきことに、これらの写真はみんな、彼のスマホで撮ったもの。もちろん、フォトショップを使った加工もなし。

旅行好きというだけあって、撮影地は世界各国に及びます。

彼のInstagramを見ると、上で紹介したような写真がズラッと並んでいて圧巻です。旅先で、一瞬しか現れない水たまりに目を留めた作品たち。今度、真似してみては？