今こそ深掘りしたい「オバマ大統領」。Netflixよりオリジナル映画配信

大統領退任まで、残すところ1ヶ月あまりとなった12月16日(つまり今日!)、Netflixにてバラク・オバマの青春時代を描いたオリジナル映画『バリー』(原題:『Barry』)が配信となる。

舞台は1981年のNY。のちの大統領は、はたしてどんな夢を見ていたのだろう。

「Change, Yes We Can!」の原点
若き日のオバマがNYで目にしたもの

物語は、大学生生活を送っているオバマがコロンビア大学進学のため、西海岸からNYにやってきたところから始まる。犯罪が多発し、人種的な偏見が現在よりも色濃く残っていた大都市で、一人の青年が戸惑い、悪戦苦闘しながらも立ち向かう日々を描いたストーリー。

ハワイで育ったアフリカ系アメリカ人として、1960年代生まれの新しいリーダーとし、彼がNYで過ごした青春時代とは、どんなものだったのか。

人種、文化、そしてアイデンティティと向き合う20歳の大学生Barry(オバマ)役は、オーストラリア出身の俳優デヴォン・テレルが演じる。ちなみに、原題の『Barry』は、クラスメートたちから呼ばれていたオバマの大学時代のニックネームだそう。

いま改めて、
人間“バラク・オバマ”を知る

ところで先の大統領選、高圧的で現実主義的な言動を周囲から叩かれるたびに、支持率を上げ、結果的にその座を射止めたドナルド・トランプ次期大統領。

そうしたものを見せられて、果たしてアメリカの、ひいては世界の今後はどうなる…?と、行く先の見えない明日を憂うような予測ばかりに、日本のメディアは終始しているような印象を受けてしまう。

もちろん当のアメリカだって、次期大統領への悲観的な見方がなくなった訳ではない。だからだろうか、最近になってトランプよりも、ヒラリーよりも、やっぱりオバマは良かったというような声をメディアで散見する。

そこで、退任まであとわずか…という今だからこそ、改めてオバマの8年間を振り返ってみるのはどうだろう。

アメリカ全世帯の1/3に普及していると言われるNetflixで、オバマのインディーズ映画が配信される背景も、きっと多くの人がその作業を求めているからに違いない。ロードショー完成までを気長に待っているような時代じゃない、というのもあるだろうけど。 

そういえば先日、2008年の大統領就任以来、写真を撮り続けてきたホワイトハウス付きのカメラマンが200万近いカットの中から厳選した、オバマの8年間をFlickr(ホワイトハウスのオフィシャルアカウント)に公開し、話題となった。

訪問先の小学校で子どもたちにおどけたり、集会で隣に座るミシェル夫人の手をずっと握っていたり、急な雨にずぶ濡れになりながらも演説を続ける姿がそこにあった。こちらも、にじみ出るオバマの“人間味”を垣間見た気がした。

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