ニューヨークとソウルの遠距離恋愛。でも、彼らはいつも「ふたりでひとつ」。

ふと思いました。遠距離恋愛のハードルって、以前と比較するとかなり下がったんじゃないかなあと。

通話料金を気にしながら顔も見えないパートナーと話していたのは、いまやむかし。お互いの笑顔を見ながらの無料通話は当たり前ですし、まるで同じ空間で食事をしているかのような特別なサービスだってあります。物理的には距離があっても、そう感じさせないような方法がたくさんあるのです。

そういう意味では、たとえばこんな作品だって、ふたりの精神的な結びつきにつながる気がしませんか?

距離を越えて
ふたりがシンクロ

これは、ニューヨークとソウルで遠距離恋愛中のアーティストカップル「SHINLIART」の作品。昼夜正反対なほど離れているはずのふたりですが、まるで同じ場所に立っているかのよう。

作品の名は『Half n Half』。距離を越えて、ふたりが見事にシンクロしています。

食べ物も飲み物も、“ふたつでひとつ”。寂しさが少しだけ和らぎそう。

と、ここまでは前振り。

作品のコンセプトを踏まえたうえで、本当に見てほしいのはこちらの動画なんです。ラストシーンでは、半々だったはずの映像がようやく「ひとつ」に。その瞬間、久々に胸が高鳴りました。いくら遠距離恋愛のハードルが下がったとはいえ、やっぱり同じ空間にいられることの喜びは格別ですね。

Licensed material used with permission by SHINLIART
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。