いつまでもクヨクヨしない「自信のつけ方」

マイナス思考は、人生をつまらなくします。ネガティブなことに振り回されずに生きていけたら、人生は今より楽しくなるに違いありません。でも、どうすれば自信が持てるのでしょうか?

ここでは、今までのライフスタイルがポジティブに変わる「気づき」についてお話ししたいと思います。自分の人生を変えるのはあなた次第。クヨクヨするのはもうやめましょう。

小さなことで悩まない
「自信のつけ方」

周囲のちょっとした言葉や態度で落ち込んでしまう人が、世の中とても多いと感じます。とくに現代の若い子はすぐに凹みます。その理由のひとつとして、SNSの普及により人と自分を比べる機会が増えてきたからだと思います。人の動向を見て焦ったり、羨んだり、不安になったり。また、人からどう思われているかを気にして動けない…。そして落ち込むんですね。

 「長谷川さんは、どうしていつも自信があるのですか?」とよく聞かれますが、自分に自信があるというより、自信のコントロールができ、「私は私」という考えをブラさないからです。他人のことを必要以上に追わないですし、自分で自分をいつも褒めるようにしているので、落ち込んでもすぐに立ち直り、また自信を取り戻せるのです。

また、周りの環境にも注意が必要です。なるべく自分のことを褒めてくれる人と一緒にいましょう。自分の足を引っ張るようなマイナス思考の人といると、なかなか自信を育んでいけません。職場など避けようのない場合は、「ふーん、そうだね」と、うまく流すようにしましょう。

周りに流されず、毎日、自分は素敵と暗示をかけることで、ポジティブになれる訓練になります。是非、試してみてください。

聞くべきアドバイスと
聞かなくていいアドバイス

あなたがやっていることに対して、アドバイスをしてくれる人がいると思います。でも、どのアドバイスを聞くべきか迷うところですよね。私の場合は、基本的にすべてのアドバイスを一度聞き入れるスタンスで話を聞きます。先入観で最初から受けつけないということはしません。

アドバイスを取り入れることを決める基準の1つとして、自分がザワザワするものかどうかを見極めています。そのアドバイスを聞いてモヤッとしたり、「どうせ○○だから」と言い訳が出てきたら、そこに何かしら自分の執着がある証拠です。あえてそのザワザワと向き合うと、問題を解決できる鍵が見つかることがあります。だから、ザワザワがなくなるまで根気よく向き合ってみるのです。とにかくあまり難しく考えず、心の声に敏感になることを大切にしています。

今ワキワクした!ドキドキした!と感覚に目を向けることによって、あなたにとって本当に必要な本質が見えてきます。大切なのは自分のことを理解して信頼することです。あなたの心の声に、いつだって耳を傾けてあげましょう。

感情を主体的に
選択する

ネガティブな思考から抜けだしたいと必死に考える人もいるでしょう。でもシンプルに考えると、ネガティブから抜け出したければ、ポジティブなことをすれば良いだけですよね。

ネガティブとポジティブは共存できません。よって、自分の中のポジティブさを切らさずにいれば、ネガティブになることはありません。大事なのは、無理やりポジティブに舵を切るのではなく、自分のネガティブな気持ちを一度きちんと受け止めて、見て見ぬふりをしないこと。その上で「さて、この気持ちを味わいたい?それとも手放したい?」と、自問自答するのです。

どこかに旅行したり遠出するのも手です。リモコンでチャンネルを替えるように場を変えれば、マインドが一転します。成功している人たちはみんな、当たり前に場を変えながら、思考や発想を常に新しくし続けています。現状維持で良いなら、同じ場にいればいい。でも変わりたいならうだうだ言わずに場を変える。これ以上シンプルなことはありません。

切り替え上手になる

多くの人が失敗にこだわりすぎています。失敗は過去のことです。焦点は未来にあてるべきなのです。小さなことに執着しているうちは未来のイメージが描けていない証拠です。そこで客観的に、失敗にこだわる自分を見つめ直してみると良いでしょう。

失敗に捉われてばかりでは、モチベーションも落ちてなかなか前に進めなくなるので、自分の中での失敗の意味づけを変えるのです。失敗を成功のためのステップと捉えて、たくさん書き出していきます。そうすると、常に軽やかな気持ちで次なる挑戦ができるようになるのです。

過去の失敗にフォーカスするのではなく、失敗を手放し、未来にアンテナを向けることで、必要なものがどんどんキャッチできるようになります。仕事のチャンス、人との出会い、自分の良いところも見えてくるので、可能性が広がりますよ!

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。