【読んでもらいたい vol.5】両手をつかって大きく太陽を描く。

私たちを毎日あたたかく照らす太陽。いつも何気なく目にしているものでも、少しだけ見方を変えるだけで、それまでと違った、あたらしい側面と出会うことが出来ます。あたらしい一年が始まりました。ちょっとひと息ついて、太陽と対話してみませんか。そして、自由に、大きな太陽を描いてみましょう。

ブルーノ・ムナーリから届いた
太陽の絵本。

イタリアのデザイナーであり、芸術家のブルーノ・ムナーリは、これまでたくさんの絵本を残しています。著書を通じて、これといった決まりごとを持たず、ただ好きなように、自由にのびやかに物事を見ることの大切さが説かれています。子どもに向けて書かれたものでも、見直してみると、大人になったからこそわかる世界があるのだと気づかされます。ムナーリの絵のみならず、イタリア文学者の須賀敦子さんによる翻訳も素晴らしいです。

『太陽をかこう』ブルーノ・ムナーリ作 須賀敦子訳 至光社国際版絵本 定価1,543円(税込)

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。