電子メールにも「切手」を貼ってみませんか?

あなたは、1日何通のメールを送りますか?あなたの部署を合計すると?会社全体では?

毎日、世界中で数え切れないくらい送られている電子メール。それは、全世界合わせると10億通とも言われていて、それを毎秒換算すると193通にもなるそうです。いま、これを社会貢献に生かすことはできないかと、南アフリカを中心にあるチャリティ活動が行われています。

失われつつある
「切手」を復活

10のチャリティ団体とコラボして制作されたのは、Eメールに添付する「バーチャル切手」。企業がこれらを購入すると、購入した切手が1年間、電子メールに埋め込まれて送信される、というもの。

購入した代金はその切手を制作した団体に寄付され、活動資金に充てられます。

さらに、メールに埋め込まれた切手をクリックするとチャリティサイトに飛ぶことができるので、メールを送るたびにこの活動を拡散していくことができるという仕組みで、その名も「Stamps for good」。

各団体をイメージした
デザインを

たとえばWWFのデザインは、ロゴのパンダとは異なり、南アフリカで密猟が大きな問題となっている「サイ」をイメージしたものに(一番左上)。

現在は企業のみを対象にしていますが、近い将来、個人用も普及していく予定とのこと。切手の代金の約2.6%が管理費として引かれ、残りはすべてチャリティ団体へ寄付されます。

寄付は1年間有効の切手1枚あたり2,500ランド(日本円にして約2万円)で、一度購入すると、すべての社員のメールで使うことができるそうです。

Licensed material used with permission by Stamps For Good
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。