アメリカ海軍の特殊部隊「ネイビー・シールズ」から学ぶ、メンタルが強くなる6つの習慣

生と死の狭間に置かれながらも、与えられた試練を次々とこなしていくアメリカ海軍の特殊部隊「SEALs」。

どんな境遇にも立ち向かえるよう、タフな精神力が求められるのは言うまでもありません。そんな彼らから学ぶ、メンタルを強くする習慣が「Inc.」に寄稿するNicolas Cole氏の記事で紹介されていました。意外にも、普段の生活で参考になる方法ばかりです。

01.
「ローマは1日にしてならず」
を知る

「How do you eat an elephant? One bite at a time.」
(象はどう食べる? ひと口ずつ食べる)

という言葉を知っていますか?どれだけ口を大きく開いても、ひと口で象を一頭まるごと食べるのは無理というもの。それと同じで、大きな目標は、いくつかの小さな目標に噛み砕くべきなのです。

「SEALs」が得意としているのは、まさにこの考え方。とは言っても、大きな目標と小さな目標のどちらかだけをフォーカスしても、うまくはいきません。どちらも同じくらい心に留めておくことで、うまく前へ進めるようになるでしょう。

02.
「成功の瞬間」を
イメージしておく

目標を達成したとき、あなたならどうしますか?どんな反応をして、そこからどう進むのか。事前にイメージをしておくことで、実際にその「瞬間」が自分の前に訪れたとき、スムーズに受け入れられる準備が整っているはずです。

03.
心を落ち着かせる
「4×4×4メソッド」

SEALsでは、「4×4×4メソッド」という呼吸エクササイズに毎日取り組んでいるのだとか。やり方は簡単。

1. 4秒息を吸う
2. 4秒息を吐く
3. ステップ1, 2を4分間繰り返す

いろんな思考がぐるぐる行き交い、ストレスにやられている脳だと、なかなか冷静な判断を下すのが難しくなります。そんなときこそ「呼吸」に集中しましょう。一度頭を空っぽにしてから考え直すことで、さらにいいアイデアが思い浮かぶかもしれません。

04.
マイナスをプラスに変える
思考のクセを

どん底に落ちたようなどうにもならない状況だとしても、そこからプラスを見出そうとするのが、SEALsの強さ。

コップに水が半分入っているとき、「まだ半分もある」と捉えるか、「もう半分しかない」と捉えるか…。それは、あなた次第なのです。

05.
小さな「達成」も
しっかり祝福する

自分の現在地に対して「まだここか」と気を落とすのは、これまでに乗り越えてきた小さな壁を無視しているのも同然です。

最終地点までの道のりはまだ長いかもしれません。しかし「ここまで来ることができた」と、前進している自分を褒めてあげることも大切です。

06.
「チームワーク」の中で
成長していく

信頼とコミュニケーションによって築き上げてきたチームワークこそが、SEALsのすべてとも言えます。どれだけ才能に優れていても、単独よりチームのほうが断然強力だからです。

「自己の成長」とはいえ、周りに仲間がいてこそ、成長できるもの。自分ひとりの手では限界があります。お互いから学び、さらに自分を認めてくれる、心の居場所ともいえる「仲間」の存在は、精神力を鍛える上で必要不可欠なものなのです。

Licensed material used with permission by Nicolas Cole
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。