スペインには炒飯ならぬ「炒パン」が存在した!

スペインには、固くなったパンの利用法として「ミガス」という料理があります。これは細かくちぎったパンをオリーブオイルや野菜と一緒に炒めてつくるのですが、これが他の具材の旨みを吸ってうまい!

固いパンの利用法
チャーハンをつくる要領で

ミガスはスペイン語で「パンくず」の意。残りもののパンをいかにおいしく食べるかを考えた末にできたこのリメイク料理は、地域によってスパイスや具材が異なり、特色があります。また、隣国ポルトガルや、米テキサス州でも食べられているんだとか。

ここから紹介する分量はあくまで目安。チャーハンを作る感覚で、それぞれ適量、目分量で用意すればOK。

<つくり方>
まず、フライパンにオリーブオイル(大さじ1)、みじん切りにしたニンニク、玉ねぎを入れて、香りがたつまで弱火で炒めたら、1センチ角に切ったピーマン、輪切りにしたソーセージを加えて強火でさっと炒めます。

水に浸してよく絞ったパン(あらかじめちぎっておきましょう)を加え、パプリカパウダー、塩コショウで味付け。器に盛ったら半熟とろとろの目玉焼きをON!これで完成です。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。