冬のニュージーランドの夜空は、息をのむほど美しかった

JakeとJoは、ふたり組の写真家。カップルでもあるふたりは、2016年の冬、ニュージーランドを旅しながら、美しい星の写真を撮り続けました。

寒い冬、大自然の中でしか
撮れない星空がある

ニュージーランドは南半球にあるため、北半球とは季節が逆。日本では夏真っ盛りだった6月から8月にかけてが、寒い寒い冬になります。

天体写真は、夏よりも冬がシーズンです。夏に比べて空気に塵や埃が少なく、気温が低く空気の揺らぎが小さいために、より美しい写真が撮れます。

また都会では街明かりで星の光がかき消されてしまいますが、人気のない自然の中のほうが星がはっきり見えることは、多くの方がご存知でしょう。

これらの美しい星空は全て、ふたりが厳しい寒さにも負けず、ニュージーランドの大自然の中に分け入っていったからこそ撮影することのできた景色なのです。

星空以外、何もない場所を
ふたりで旅した

電源もない。電波もない。インターネットもない。あらゆるものがない代わりに、静寂と、美しい景色だけがある。そんな場所を旅しながら、ふたりは星空を撮っていったのです。

風景は生き物です。どんなに綿密な計画を立て、どんなに完璧な準備をしていても、思うような写真が撮れないこともある。そんなときも、キャンプをしながら一緒に過ごす素敵な時間があればそれでいい。ふたりはそんな風に語っています。

ふたりでキャンプをしながら写真を撮り続ける、そんな暮らしに憧れる人も多いかもしれません。写真を見ていると、JakeとJoのふたりがどんな風にこの美しい星空を眺めたのか、想像が膨らみますね。

Licensed material used with permission by @south_of_home, (Facebook)
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。