カラダに溜まった毒素をスッキリ。今日からできる「毒出しごはん」って?

どれだけ眠っても眠い、肩がこる、タバコをやめたい…。生活習慣に関する悩みの原因は、ほとんどがカラダに蓄積している「毒素」によるものだと言われています。そこで紹介したいのが「アーユルヴェーダ」の知識に基づいた食事法です。毒素とは、簡単に言えば「未消化物」のこと。

蓮村誠さんの著書『毒出しごはん』から、生活習慣の悩みを改善する食事法を学び、「毒素」をカラダから排出して、不調を改善してみましょう。

01.
寝ても寝ても眠い
→ドライフルーツ

消化力が弱くなると、カラダに毒素がたまりやすく、重くだるい状態が続きます。「寝起きが悪い」「昼食のあと必ず眠くなる」とお悩みの人は、まず消化が弱っているとみてよいでしょう。消化力を正常にするためには、夕食を軽めにして、消化しにくい食品を控えるようにしましょう。

とくに気をつけたいのが、食後のデザート。砂糖や小麦粉は消化しにくく、胃に大きな負担がかかってしまいます。食べるとしたら、昼食後〜夕食前にドライフルーツをつまむ程度がおすすめです。

【キクごはん】
消化のよいもの、ドライフルーツ

【NGごはん】
乳製品(チーズやヨーグルトなど)、砂糖を多めに使用した甘いもの、揚げもの、チョコレート、ナッツ類、小麦粉製品全般(パン、パスタ、うどんなど)

02.
疲れが取れない
→ホットミルク、完熟フルーツ

疲れているときは消化力も弱ってしまうので、胃に負担をかけない工夫をして、ヴァータ(※2)を整えましょう。夜遅くの飲食は避け、白湯を飲む習慣をつけるのも有効です。

また消化しやすく栄養があり、オージャス(※5)に満ちたものは、疲れが取れやすいとされています。とくに、生のハチミツ(加熱しない)、ホットミルク(空腹時)、完熟フルーツ(夕方の空腹時)の3つは短時間でオージャスになれるので、それぞれ単独で摂りましょう。

【キクごはん】
鶏肉、しらすなどの小さい魚、旬の野菜を煮込んだスープや鍋、加熱していない生のハチミツ、ホットミルク、完熟フルーツ

【NGごはん】
牛肉、豚肉、魚介類、揚げもの、乳製品、生で冷たいもの(刺身やサラダなど)、パスタ

 03.
目が疲れる・視力の低下
→アーモンド

疲れ目や、視力の低下にはアーモンドを食べるとピッタ(※3)のバランスが整い、活性化します。アーモンドは油で揚げたり塩をまぶしたものではなくローストしたもので、食べる1時間前くらいから水につけて、茶色い薄皮をむいたものを1日3〜4粒食べると効果的です。

目と脳は直接つながっているので、目の疲れは脳の疲れともいえます。脳が疲れるとチョコレートなどの糖分を摂る人もいますが、これはカパ(※4)やピッタを乱すので要注意。加熱していないハチミツをスプーン1杯舐めるか、ギー(※6)を料理に使うと脳がリラックスします。

【キクごはん】
アーモンド、アーモンドオイルで調理したもの、生のハチミツ、ギーを使った料理

【NGごはん】
砂糖たっぷりのもの(ケーキ、アイスクリーム、チョコレート)

 04.
運動不足
→ネバネバ食品やアイスは
避けましょう

納豆などのネバネバ食品、アイスクリームなどの冷たくて甘いもの、乳製品、白米、小麦粉全般などの食品は、カパ(※4)の質を多く持っているので、運動不足を自覚している人は控えましょう。また、ヤギなどの標高の高いところに生息する動物の肉よりも、平地にいる牛や豚の肉、アンコウなどの深海魚は「カパ度」が高いので注意が必要です。

正しい運動の定義は、毎日、うっすら汗をかく程度がベスト。朝方に散歩をすると、1日の活動への意欲がわくという意味でも非常に理想的です。

【NGごはん】
カパ度の高い肉や魚、ネバネバ食品、アイスクリームなどの冷たくて甘いもの、乳製品、もっちりとした白米、小麦粉全般

 05.
肩こりを解消したい
→夕方に温かい飲み物を

首や肩がこるのは、ヴァータ(※2)の乱れが原因。不規則な生活習慣や移動の多いスケジュール、騒音や空気の悪さといったストレスフルな生活はヴァータの大敵なので、マッサージで一時的にしのぐだけでは足りません。

根本から改善するために規則正しい生活、カラダを冷やさないこと、リラックスする時間をつくることが大切です。夕方に温かい飲み物やドライフルーツなどを用意して休息しましょう。

【キクごはん】
ドライフルーツ
・食事の前に少し目を閉じ、落ち着いてから食べはじめる
・「ながら食い」をしない
・20〜30分かけてゆっくりと食べる
・よく噛んで食べる
・食後に5〜10分の休憩をとる
・休憩後、消化を促すために10分ほどの軽い散歩をする
・毎食、極力規則正しい時間に食べる
・できたての温かいものを食べる

【NGごはん】
生もの、牛肉、豚肉、脂ののった魚、揚げもの、冷たいもの

 06.
タバコをやめたい
→生のハチミツ

禁煙をしようとする人は、ストレスがたまり、イライラします。それをしずめるためには、アメやガムではなく、生のハチミツを舐めましょう。1日にティースプーン3〜4杯くらいで大丈夫。オージャス(※5)にあふれた生ハチミツの純粋な甘さが、ストレスを緩和してくれます。

タバコがやめられないという自分の意思の弱さを責めるとドーシャ(※1)が乱れるので、そのバランスを整えるためにも、温かいできたての食事と規則正しい生活を心がけてください。一方で甘いものの過剰摂取は禁煙に適さないのでやめましょう。

【キクごはん】
ドライフルーツ(とくにレーズン、イチジク)、カボチャの種、生のハチミツ

※1 ドーシャ:人の体質や性格を決める3つのエネルギー(ヴァータ、ピッタ、カパ)
※2 ヴァータ:落ち着きがなく冷えやすい人はこのエネルギーが強い
※3 ピッタ:短期で炎症を起こしやすい人はこのエネルギーが強い
※4 カパ:内向的でむくみやすい人はこのエネルギーが強い
※5 オージャス:生き生きとした生命エネルギー
※6 ギー:無塩バターを精製して、たんぱく質と水分を取り除いた純粋な油

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。