棚田を彩るイルミネーション「あぜのきらめき」が、今年も開催中

日本の原風景を美しく彩る、北陸地方の冬の風物詩「あぜのきらめき」。昨年、その幻想的な光で多くの人を魅了したライトアップイベントが、実は今年も開催中なんです。

2万個以上のLEDによる
「光の絨毯」

改めて説明すると、「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」とは、石川県輪島市にある棚田のこと。2011年6月に日本初の世界農業遺産に認定。日本海に面して小さな田が重なり海岸まで続く絶景は、日本の棚田百選、国指定文化財名勝に指定されるなど、奥能登を代表する観光スポットとして親しまれています。

「あぜのきらめき」は、この白米千枚田で開催されているイルミネーションイベント。棚田のあぜに設置されているのは、なんと2万個以上のソーラーLED。30分ごとにピンク色と黄色が切り替わり、訪れる人を魅了します。

自立式の発光装置
「ペットボタル」を使用

このLEDは、「ペットボタル」と名付けられた独自のLED装置。昼間の太陽光エネルギーで充電し、暗くなると自動で発光するという、なんともクリーンな光なのです。ちなみに、「ほたるびと」と呼ばれるボランティアが、一つひとつ丁寧に設置しています。

開催期間は2017年3月12日(日)まで。クリスマスやバレンタインには特別イベントもあるそうなので、いまから旅の予定を立て始めるのもイイかもしれません。

【概要】
あぜのきらめき
・期間:2016年10月15日~2017年3月12日
・時間:日没より約4時間
・場所:白米千枚田(石川県輪島市白米町ハ部99番地4)
・料金:無料

Licensed material used with permission by 輪島市役所交流政策部観光課
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