こんな家電があったら夢のよう!自宅でかんたんにフルーツ補給できる『ALCHEMA(アルケマ)』。

ジューススタンドに目がない。駅のホームで、行儀よく並んだカラフルなジューサーを見かけると、どんなに急いでいても、つい立ち止まって眺めてしまう。やっぱり今日も店員さんに話しかけてしまい、グレープフルーツジュースを注文してしまった。搾りたての美味しさと言ったらない。目が覚めるフレッシュさで、たちまち元気がみなぎってくる。そんな贅沢を自宅で。しかも、アルコールで楽しむことができたらどんなにしあわせだろう。こんな想いを形にしたデバイスを見つけた。日本で酒類を製造するには特別な免許が必要になるが、夢を語るくらいいいだろう。でもやっぱり欲しくなる!

フレッシュな果物がお酒に変身する!

身のまわりのあらゆるモノがインターネットに接続され、新しい価値が生み出される概念を「IoT(アイ・オー・ティー)」と呼ぶが、この世界で、また新たなデバイスが誕生した。好みの果物、砂糖、水、酵母を入れ、スマートフォンアプリで発泡度合いを設定するだけで、自動で醸造してくれる、酒樽型のスマート家電『アルケマ』である。

アプリで発酵のプロセスが確認できる。

アルケマの中には、多くのセンサーが搭載されている。Wi-Fi経由でインターネットに接続されるので、手持ちのスマートフォンに「Alchemaアプリ」をダウンロードすれば、いつでも発酵プロセスを把握することができる。発酵の途中でフタを開けて中身を確認する必要がなくなるので、作業途中で雑菌が入る可能性が低くなり、より美味しくなるのだ。醸造が終了したタイミングで、お知らせが届くのも有難い。

デリケートな果物にやさしいデバイス。

果物のなかには、種類によってフレッシュな美味しさを保つことがむつかしいものがる。新鮮であればあるほどデリケートなもので、置き方ひとつで傷がつき、すぐに腐ってしまうものや、低温が苦手で、冷蔵庫に入れると傷みやすくなるものがある。アルケマには、医療分野に使われるLEDライトが装備されているので、発酵作業の前に、毎回消毒が行われる。デリケートな果物にやさしいデバイスと言えるだろう。

クラウドファンディングで発表後、
すぐに製品化決定!

身のまわりのいろいろなことが便利になっていくのは、いいことばかりでないこともあるだろう。不便さのなかから工夫が生まれ、充実感が生まれるのは確かだが、想像力を働かせて、夢を形にしていく過程を応援するのは気持ちがいいことだと思う。
アルケマは、クラウドファンディングサイト「Kickstarter(キックスターター)」で発表されてから、たったの3日で目標金額を超え、製品化が決定した。それだけ、必要としている人が多いことの表れだろう。これまで気軽にできなかったお酒の醸造作業を、テクノロジーの力を借りて、家庭でも楽しめる。未来がまた一歩近づいた気がしている。

Licensed material used with permission by Alchema
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。