マイアミで見つけた「異世界」への入り口

マイアミの街に現れた、フォトジェニックな壁画。万華鏡のように、カラフルでポップではあるけれど、なんだか少し毒々しさも感じてしまう。

ずっと見ていると、目が痛くなってくるような…。

Time waits for no man.
(時間は待ってくれない)

マイアミを拠点とするストリートアーティスト、Douglas Hoekzema(別名Hoxxoh)さんは、「Time waits for no man.」をこの作品のテーマとしている。目がチカチカしてくるほどのサークルは、時間の流れをイメージしたもの。

彼は、作品についてこんな風に語っている。

いま私たちが持っている時間の概念は、人間が生活をしやすいように区切りをつけたもので、先入観に他ならない。この概念を放棄した時に見える、新たな「時間」の姿がここにあるのだ。

Licensed material used with permission by Douglas Hoekzema
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。