「大人の常識をひっくり返すかもしれない」。10歳の哲学者、バオくんの5つの言葉

「子供だから」できないこともあれば、「子供だから」できることも。

10歳の哲学少年こと中島芭旺(ばお)くんは、持ち前の行動力で出版社に直接「本を出したい!」とメッセージを送り、自分の夢をカタチにしました。大人も子供も、個人として認め合うことができれば、芭旺くんの考える「子供が活きる未来」が実現するのかもしれません。

そんな彼の初の著書『見てる、知ってる、考えてる』から、芭旺くんが大人たちに感じていることを紹介。脳科学者の茂木健一郎さんが「バオは、この本で、もしかしたら、大人の常識をひっくり返すかもしれない」と語った理由が見えてくるかも。

01.

本当は、子供達は大事な事を知っているはずなんだ。

生まれた時には自分が不快だという事を知っていた。
不快だったら泣いていたはず。
いつのまにかいい子になって、
何を好きなのか何を嫌だと思っているのか
分からなくなってしまって、
ロボットのように同じ事を話す。

02.

「子供は大人に従いなさい」
なんて言ってる大人がいることが驚きで、
そんな先生がいるのが驚き。

同じ人間なのに。

03.

生意気な子供。
言い換えれば、
素直な子供。
自分に正直な子供。

04.

誰かに対して上とか下とか
こっちが上でもなんだか嫌だし
こっちが下でも嫌だ。
対等じゃないと嫌だ。

05.

わがまま言うなっていうのは
他人になれって言っているようなもの。
他人になれば自分はなくなる。
他人の状態で伸ばしていくってどういうことなの?
早く気づいた方がいい。
世界のみんなが。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。