廃棄された飛行機の「シートカバー」が、ラグジュアリーなバッグに生まれ変わった。

身につける服と同じくらい、いや、それ以上にこだわりたいのが「バッグ」というもの。どれだけ上質なジャケットを着て、シルエットの美しいパンツを履いていようと、最後に手にするモノがイマイチだとすべてが台無しになってしまう。

では、そんな重要度の高いバッグをどうやって選ぶ?

素材やデザイン、大きさなど、考慮すべき要素は多い。が、もしかすると「ブランドの世界観」と答える上級者だっているはず。そこで、こんな情報をお届け。

それぞれのバッグには、
異なる「ストーリー」がある。

7月11日、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて資金調達を開始したばかりの「PLANE」は、廃棄された飛行機のシートカバーをゴミ処理場から“救出”し、その素材を活かしたバッグを製造しているブランド。レザーを効果的に使用することで、ラグジュアリー感をうまく演出している。

そして、なんといってもこのタグがポイント。ここには、使用したシートカバーが、どんな機体から取られたものであるかが示されているのだ。

それぞれのバッグには、世界中を旅したバックグラウンドがある。このタグを見れば、そんな過去の物語にまで思いを馳せることができるというわけ。

以下が現在発売中の6種類。ビジネスシーンからデイリーユースまで、ラインナップは幅広い。表記した価格は、7月17日時点の先行販売価格。

THE WEEKEND BAG
(約34,000円)

THE RUCKSACK
(約32,000円)

THE MESSENGER
(約30,500円)

LAPTOP SLEEVE
(約8,300円)

TABLET
(約6,200円)

PHONE
(約5,500円)

これらはすべて日本へのシッピングに対応。発送時期は12月になる見込みだ。

ラグジュアリーなものは、
持続可能な方法でも生み出せる。

同ブランドは、「ラグジュアリーな製品のために、必ずしもサステイナブルな考え方を犠牲にする必要はない」とメッセージを発信している。つまり、すべてをイチから生み出すことは必須ではないということ。

世界中を飛び回り、一度はその役目を終えた飛行機。しかし、バッグへと姿を変えたいま、再び新しい旅を始めようとしている。

Licensed material used with permission by Fallen Furniture
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。