ハイネケンが、道案内する「ビール」を設置。手にとったユーザーが行きついた先は・・・

街でビールを配っていたらーー。そりゃもらいたくもなるもの。でも、手にとった瓶が急に道案内しだしたとしたら、あなたはどうしますか?

地図の代わりに
ハイネケンが街をご案内!

オランダの首都、アムステルダム。観光客をターゲットしたこの試みは、街中に置かれているハイネケンのボトルを受け取ると、ボトルが振動したり矢印のついたキャップが回転したりしながら、道案内をしてくれるというもの。

道案内に従っていくと、辿り着いた先にはーー。

ハイネケンの体験型ミュージアム「ハイネケン・エクスペリエンス」。

冒険者たちと、乾杯!

そこには同じように、道案内するハイネケンを手にした観光客が!アムステルダム中から辿り着いた大勢の人々と乾杯。なんとも楽しそうな参加者たち♪

ボトルの中には、モーターやコンパス、GPSが内蔵されていました。

実験は「The Bottle with a Mission」と名付けられたもので、アムステルダムを訪れた200人以上の何も知らない観光客が参加。歩いた距離は通算100kmを越えたそうです。でも、一体何が目的だったのでしょうか?

というのも、アムステルダムという都市の構造は非常に入り組んでいて、迷子になりやすいそう。ランドマークが多いため見通しが悪く、運河が碁盤の目のように張り巡らされているため、目的地へのルートを見失いやすいのだとか。

そのため、慣れない観光客は、地図を見ながら歩いてもなかなか目的地に辿りつけなかったり、気がつくと同じところをぐるぐる歩いていたりということが日常茶飯事。そこで、「どうしたら自分たちのミュージアムまで足を運んでもらえるのか」と考えた末に生まれたのが、このアイデアだったというわけ。

飲んでるうちに迷ったことなんてどうでも良くなっちゃいそうですが、斬新なアイデアですよね。ビール好きにはたまらないかも!

Licensed material used with permission by J. WALTER THOMPSON AMSTERDAM
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。