日本酒、塩、マヨネーズで、売れ残りのお刺身が激変

刺身は切りたてがおいしい。これは常識。だからサクで買う方が断然いいんですが、スーパーなどで閉店間際にお買い得になったお刺身が、決して悪いわけではありません。調味料をちょい足ししたり、ほんの少しのひと手間で、驚くほどおいしく味わえるこんな方法を知っておくと、何かと役に立つはずです。

素材のうま味を引き出すには、
日本酒→醤油の順につける

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日本酒を少し口に含んだまま料理を食べる「先手飲み」という手法があります。これは、お酒とペアリングする料理をよりおいしく味わうためのテクニック。

これに倣って、刺身に醤油をつける前に日本酒にちょん。魚の生臭さを消すだけでなく、うまみ成分グルタミン酸が刺身のイノシン酸と合わさることで、相乗効果によりうま味が倍増。おいしさが格段にUPします。

歯ごたえにこだわるなら、塩

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こちらは、いわゆる「塩じめ」という方法。刺身に薄く塩を振り、キッチンペーパーに包んでラップをし、冷蔵庫で15分ねかせます。塩を水で洗い流したのち、ていねいに水気をきってから食してみてください。

塩を振ると、余分な水分が抜けて歯ごたえがよくなります。さらに刺身のうま味も凝縮され、お値打ち品とは思えない味わいに。

トロのような脂ののった口当たり
マヨネーズをつける

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マグロやカツオなどの赤身には、マヨネーズをぬるとコクが加わり、まるでトロのようなもったり濃厚な味わいに。刺身の味が淡白すぎたり、脂が足りないなと感じたときは、マヨネーズをプラスしてみましょう。

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Text used with permission byFOOD CREATIVE FACTORY
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