1950年代のバイクパーツを使った「電動自転車」はいかが?(イタリア)

電動自転車のデザインで大きなポイントになるのが「バッテリー」の行き場所。どうしてもスペースをとるし、野暮ったくなりがち。そんな悩みを、1950年代の古いバイクパーツ(主に燃料タンク)を使ってレトロなデザインに仕上げてしまったのが、Agnelli MILANO BICIというイタリアメーカーです。

レトロなタンクに
バッテリーを収納

バッテリーはフレームを合わせたレトロなタンクの中に収納することで、うまくデザインに溶け込んでいます。手がけているのは、アンティーク家具のリペア職人だったというルカ・アニエリさん。

「伝統的なものを好むライダー」にはグッとくる、洗練されたフォルムが印象的ですね。各部のアクセサリーは、選んでモディファイすることもできるとか。

丸いフォルムのポップなものから、古いレーシングバイクのようなシャープなものまで。カラーリングにもかなりのこだわりを持っているそう。

見た目はヴィンテージでも、じつはヘッドライトにはLEDを採用、バッテリーもパナソニック製の36V10Ahで、さらにリアにはディスクブレーキを採用するなど、走行性能はしっかり今どきの電動自転車。

これらはミラノデザインウィーク2016で展示されたばかりで、価格や各モデルの詳細はWEBサイトからの問い合わせが必要な模様。気になる人はチェックしてみては?

Licensed material used with permission by Agnelli Milano Bici
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。