「空へ、海へ、彼方へ──旅するルイ・ヴィトン」展が開催中

2016年4月23日(土)から『Volez, Voguez,Voyagez - Louis Vuitton (空へ、海へ、彼方へ ── 旅するルイ・ヴィトン)』展が開催されている。特設会場が隣接している紀尾井町は、1978年に日本初の店舗がオープンした縁のある地だ。

ガリエラ宮パリ市立モード美術館のオリヴィエ・サイヤール館長をキュレーターに迎えて、その歴史を振り返る同展示では、1854年に世界初の旅行鞄専門店を創業してから今もなお受け継がれている“旅の真髄”が見られるという。

ルイ・ヴィトンに詰まった
旅の歴史とは?

ルイ・ヴィトンの根幹をなすクリエーションの要素が詰まった『1906年のトランク』に、モノグラム・キャンバスのインスピレーションの一つとも言われる「紋」、村上隆から草間彌生といった日本の現代アーティストとのコラボレーションなど。そこには、数えきれないエピソードの中から選ばれた品々が数多く並ぶ。なかには板垣退助が渡欧した際に購入したトランクも。

エキシビションは、旅をテーマとした10章構成で、そのうちの一つは日本に特化した内容だ。ルイ・ヴィトンを象徴するアンティーク・トランク “マル” から始まり、アーカイブから厳選されたオブジェやドキュメント、ガリエラ宮パリ市立モード美術館や個人コレクターから貸与を受けた作品。そのほか、京都のヴィラ九条山の職人により制作されたものもある。加えて、濃密なインフォメーションが聴ける音声ガイドも必聴だ。

展示は、来日するアトリエの職人によってルイ・ヴィトンのクラフツマンシップを体感できるセクションで幕を閉じる。開催期間は2016年6月19日まで。この機会は見逃せない。その他詳細はコチラから確認しよう。

【開催期間】2016年4月23日(土)-2016年6月19日(日)

【場所】東京都千代田区麹町5丁目「旅するルイ・ヴィトン展」特設会場
【時間】10:00am – 8:00pm
【休館日】月曜日(5/2, 6/13は1:00pm-8:00pm開館)
【入場料】無料
※5ヶ国語対応オーディオガイド、スマートフォンアプリでエキシビション・ツアーをお楽しみいただけます。

Licensed material used with permission by ©LOUIS VUITTON / JSouteyrat
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