とことんまで寝ごこちを追求したハイブリッド寝袋「Bundle Bed」

正直言って、本格アウトドアを楽しむキャンパーたちからは見向きもされない商品かもしれません。けれど、もっとライトに野外泊を楽しみたい層に、こんな寝袋はいかがでしょう?まるで自分のベッドで寝ているような心地よさが得られるんです。

重い・デカい・かさばる
それは、すべて最上の
寝ごこちを生むため

実際、手荷物のコンパクトさだけを求めるならば、この寝袋は「難あり」の烙印を押されてしまうはず。なぜって、この「Bundle Bed」のサイズは190cm × 60cm。シングルベッドと比較しても、そう変わらない存在感があるから。これは、本物志向のキャンパーたちからすれば、自然のフィールドに持って行くパートナーとしては、それこそあり得ないサイズ感でしょう?

では、いったいなにゆえこれほど大きなサイズになってしまったのか?理由は明快ただひとつ、とことんまで「寝ごこち」にのみこだわった寝袋だから。

ロンドン在住のアウトドア好きカップルが考案したのは、言うなればベッドの寝ごこちを再現した寝袋。その特徴は上の写真を見たら一目瞭然でしょう。
ボストンバッグ型に丸められた寝袋本体のサイドファスナーを開いていくと、中から立派な掛け布団が。この布団がまたちゃんとしているんです。撥水性のある羽毛布団を贅沢に使ったあったか仕様。さらにはご丁寧に枕(こちらも合成ダウン)まで。みずからネーミングに「Bed」を配すあたり、多少の重さや厚みは関係なし!といった潔さを感じませんか?つまりコレ、一味違ったキャンプ体験を味わえるハイブリッド寝袋なのであります。

空気でふくらむ
厚さ5cmのマットレス

最高の寝ごこちを追求するための工夫は掛け布団だけにあらず。もう一つの特徴が、およそ5cmの厚みにふくらむマットレス。ノズルを回すだけで自動で空気が注入できる仕組みです。

マットレスカバーは洗濯可能

さらに、マットレスカバーはシーツ同様にはがして選択することも可能。汚れを落として日干しするタイプの寝袋よりも衛生的かも。

キャンプシーンだけでなく
日常使いも◎!

たとえば、友だちの家でのお泊まり会にも布団代わりに持参すれば、寝床を急ごしらえしてもらう必要もありません。と言うよりも、寝具としての機能を十分満たしているから、これを普段からベッド代わりに使うなんてこともアリ。部屋をベッドで占領されたくない人には、敷布団で万年床よりもこの方がコンパクト。

外泊用にも、サブベッドにも、もちろんアウトドアシーンでも、ベッドと同じ寝ごこちが得られると思えば、このサイズ感にも納得がいく。という人にのみ受け入れられるある意味ニッチな寝袋ではあります。それでも、「Kickstarter」では、すでに目標額の2倍の出資金を集める人気ぶり。先行販売価格は、子供用が日本円にして約1万3,000円、大人用が約1万8,000円から。

Licensed material used with permission by Bundle Beds
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。