まさに緑の宝石。多肉植物でつくるブライダルジュエリーは、DIY婚にピッタリ

純白のウェディングドレスに合わせるブライダルジュエリー。ゴージャスなパールやきらきらのティアラはもちろん素敵ですが、生花を使ったこんなオシャレなものもあるんですね。家族と親しい友だちだけを招く披露宴や「DIY婚」には、こっちの方が向いているかも。

人生最良の日に
個性が栄える“緑の宝石”

ミシガン州のフローラルデザインスタジオ「PASSIONFLOWER」。デザイナーのSusan McLearyさんは、生花を使ったブライダルジュエリー製作を得意とするアーティストです。彼女のオリジナルデザインの妙味はなんと言ってもその材料。一年通して豊かな表情を見せてくれる多肉植物を用いています。

季節の花々が彩りを添える、生花を使ったアクセサリーはこれまでにもデザイン性豊かなものがいくつも紹介されてきました。ですが、Susanさんが材料に用いるのは、ユニークな姿かたちで古くから人々に愛されてきた多肉植物。まずは、「緑の宝石」ともいうべき彼女の作品を見ていきましょう。生花とは一味違った表情の美しさがありますよ。

繰り返し使えて
最後は観賞用に育てられる

ブレスレット、ピアス、リング、ネックレス。どれも多肉を簡単にひっかけたり、貼り付けているだけの繊細なもの。そうなんです。多肉って見た目以上に扱いが難しく、一粒一粒の葉を指でつまんだだけでポロっと茎からとれてしまうほど。けれど、Susanさんはあえて、この壊れゆく多肉の繊細さをジュエリーに内包しました。

切り花と違い、これらの多肉植物はこのままでも2〜4週間は新鮮さをキープしてくれるそう。だから、1回身につけたら終わりというものではありません。また、多肉をベースから外して観賞用とすることもできるんだとか。結婚式が終わった後もその思い出を手元に残しておくことができる。これもSusanさんの狙いだそう。

ちなみに、その取れてしまった一粒の葉も、湿らせた土の上にそっと置いておくことで、そこから根が伸びてきてやがてはしっかりとした幹に。だから、一粒の花とて無駄にはならないのという訳です。

多肉と個性豊かな草花をあしらった、ボリューム満点のコサージュも。ガーデンパーティーのような披露宴できっと栄えるでしょうね。

Licensed material used with permission by Susan McLeary
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。