厚さ1mm以下。中が透けるほど薄い有田焼磁器「エッグシェル」

注いだ飲み物によって色が変ってしまうほど薄く、まるで「照明器具?」と疑いたくなってしまうような有田焼磁器を知っているでしょうか。

江戸時代から明治時代にかけて作られた、海外輸出向けの食器の中に「卵殻手」と呼ばれる磁器がありました。そう、文字通り、卵の殻ほど薄い器なのです。

「エッグシェル」が
100年の時を経て復活!

arita_MG_9036当時、その衝撃的な薄さから、西洋では「エッグシェル」と呼ばれ絶賛されていたこの器。残念ながら、その技術は100年前に1度途絶えてしまいました。しかし、佐賀県にある有田焼窯元の「やま平窯元」が独自の手法により製法を復活させ、なんと1mm以下の薄さを実現。

驚くなかれ、この上の写真も色がついた陶器ではなく、中身が透けて見えているのです。ちなみに、強度のイメージはガラス製のグラスに近いそう。

まゆのイメージが施された
柔らかな「白」

arita_MG_8648デザインは有田焼の「らしさ」を味わってほしい、とシンプルな白で統一。さらに磁器特有の透光性で、カクテルやジュースなどを注ぐと見事に色づいてくれます。 image_テーブルコーディネート上品な「エッグシェルシリーズ」は商品数も豊富で、「スパークリング」「タンブラー」「ビアグラス」「徳利」「ぐい呑み」など様々。ぜひ、あなたの食卓も有田焼磁器のエッグシェルで彩ってみませんか?

Licensed material used with permission by やま平窯元

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。