自転車で南極点まで到達!有給を使って、夢を叶えた「サラリーマン」が素敵・・・

いま、神戸市在住の“とあるサラリーマン”が大きな注目を集めています。

大島義史さん、31歳。実は彼、2015年12月末から2016年1月中旬にかけて、かねてからの夢であった壮大な旅に出かけていました。目指したのは南極点。しかも、自転車で!

5年越しの“悲願”を達成!

某重工メーカーで経理を担当している大島さんは、学生時代から長期休暇を使っては海外へ自転車旅に出かけていた模様。一度は南極を目指す夢を諦めたものの、あるとき図書館で偶然出会った「民間人でも南極に行ける」という一文により、“南極欲”が再燃。会社や家族との話し合いなど、約5年かけて準備をしてきたのだそう。

日本を発ったのは昨年12月24日。当日の彼のブログからは、「緊張」と「興奮」が入り混じった様子が伝わってきます。

「自転車旅を初めて12年、南極を構想して10年、そして、本格的な準備を初めて5年。やっと、ここまできました。当初は、本当に夢物語でしたが…今、それが現実になろうとしています」

まず、3日かけて南極大陸への出発点である、チリのプンタ・アレーナスに到着。

その後、南極大陸にある唯一の民間ベースキャンプであるユニオン・グレーシャー基地へ。この地で自転車を組み立て、約200キロの練習を行ったのだそうです。

いよいよ出発!

そして、ついに

夢の南極点に到達!こちらの写真は“シンボル的”な南極点で、

こちらが、地理学上の“ホンモノ”の南極点。このときの気持ちを「THE PAGE 大阪」のインタビューでこう語っています。

「360度どこを見渡しても地平線で、地面は高級なガラス製品や宝石のように虹色に輝いているんです。写真に収められないほど綺麗でしたよ

ちなみに費用は?

こちらが、今回の旅に向けた5年間の準備期間で費やした金額をまとめた表。ブログで赤裸々に公開しているその総額は、なんと約2,000万円!そのうち1,200万円は借金なのだとか…。

だからこそ大島さんは、チャレンジを理解してくれた家族のために、しっかりと恩を返していくと誓っています。もちろん、会社に対しても。

「ごく普通のサラリーマンが、自分のできる範囲で、どこまで夢を追えるのか?」 リスクを厭わない彼の挑戦からは、きっと多くの人がエネルギーをもらえるはずです。

Licensed material used with permission by 大島義史
Reference:THE PAGE 大阪
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。