「ランタン祭り」実は、日本で開催されてるって知ってた?

「ランタン祭り」といえば、タイ・コムローイ祭りや台湾・平渓天燈節が有名。ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』に登場したことから、その知名度は一気に高まりました。

「行ってみたいけど、海外だからなあ…」そう思っていたそこのあなた。実は、日本でも楽しめるそうですよ!


夜空に舞う約1,000個の灯篭
「スカイランタン」

そもそも、ランタン祭りは「正道」へ導かれるためのお布施として行われている伝統行事。その柔らかく温かい明かりは「知恵」を象徴しているのだとか。

発祥は今から約770年前。当時は通信手段として使われていたようですが、現在は無病息災を祈る民俗習慣として定着。夫婦や恋人同士が打ち上げる特別なイベントとして、メッセージを書き添えて天に祈りを届けます。

この「スカイランタン」が楽しめるのは、2016年3月12日(土)に開催される「第40回 つなん雪まつり」。新潟県中魚沼郡津南町のニュー・グリーンピア津南、大割野特設会場で行われ、約1,000個もの灯篭が夜空を彩るのだそう!

もともと、津南町では2010年に「雪ほたる」と称してこのイベントを企画。2012年に町内有志でスカイランタンの調達・実験・検討を繰り返し、「第36回 つなん雪まつり」において、震災復興の意を込めて実現に至ったようです。

残念ながら、今年の申込みは定員に達している模様。しかし、ニュー・グリーンピア津南の宿泊者は、天候さえ良ければ毎日「スカイランタン」の打上げを体験できるのだとか。

「やっぱり大勢で楽しみたい!」という人は、少し気が早いですが、来年の開催に期待しましょう!

Licensed material used with permission by つなん雪まつり
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。