【研究結果】水をたくさん飲むと、1日の生産性が向上する

通勤時に立ち寄るコンビニで、いつも購入している紅茶やジュース。これからは「水」に変えたほうがいいかもしれません。
Mic」に掲載された記事によると、水を飲むことが、気分やエネルギーにポジティブな影響を与えると分かったのだそう。生産性が上がらないと感じたら、ぜひ試してみて!

普段の水の摂取量を基準とし
実験を行った結果…

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水を飲むことには、多くのメリットがあるとされています。たとえば、関節の動きを滑らかにする、体から老廃物を排出させるなど。その他にも、『PLOS One』に掲載された研究によると、気分やエネルギーについてもポジティブな影響があることが明らかになりました。

詳しく説明しましょう。この研究は、水を飲むことが気分やエネルギーにどのような影響を及ぼすかを調査したもの。対象は2つのグループ。1つは、習慣的に水を飲んでおり、日に2~4リットルを飲んでいる人たち。もう一方は、ほとんど水を飲む習慣はなく、日に飲む量が1.2リットル以下の人たちです。

前者のグループに属する22人は、3日間にわたって水の量を1日1リットル以下に制限。反対に、後者のグループ30人は、1日2.5リットルに設定されました。そうして毎日、被験者の気分や眠気、喉の渇きなどさまざまな測定がなされたのです。

気分やエネルギーに
大きく影響すると判明!

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結果として、多くの親が「たくさん水を飲みなさい!」と何度も言っていたのは正しかったことが証明されました。

普段多くの水を飲んでいる人が少ない量に制限されると、満足感や前向きな気分、エネルギーが低下したのだそう。一方、普段あまり水を飲まない人が多くの量を飲むと、疲労や眠気、頭が回転しないといった感覚を感じることが少なくなったのだとか。

担当の研究者は言います。

「今回の研究では、水の摂取量の増減がそれぞれ、好影響と悪影響につながりました。水を飲むことが、気分やエネルギーに大きな影響を与えると言っていいでしょう」

【適量】
男性:3.7リットル/日
女性:2.7リットル/日

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米国医学研究所によると、1日に必要な水の量は、女性は2.7リットル程度、男性は3.7リットル程度が適量。中東などの暑い地域に住んでいる人や日に長時間の運動をする人は、より多くの水が必要になります。

水ばかりを飲むのが苦手な人は、レモンやライムを入れて飲みやすくしましょう。あなたも、今日から冷蔵庫に水のペットボトルをストックしてみては?

Licensed material used with permission by Mic

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