【楽チン】食材を乗せるだけで、重さが計れる「まな板」

まな板の上で切った具材を、包丁の腹でサッ。っと右手に寄せれば重さが計測できちゃいます。たったこれだけですが、便利ですよね。

このコンセプト・デザインが話題になったのは2006年のこと。ですが、その人気が衰えることはなく「どこで買えるんだ!?」との質問が絶えませんでした。

まな板の上で計量できる!

designboom」で紹介された際に埋め込まれると言われていた技術は以下の3つ。

①「ひずみゲージ」

②「Electric Ink」

③「光電池」

①は、物体(まな板)に起きたひずみ(変化)を数値化して重さを計れます。

②は、別名電子ペーパーと呼ばれる薄型電光掲示板。重さを表示できます。

③は、感知した光を即時電力に変換し出力できます。電池がいりません。

つまり、明かりがある場所ならいつでも使えるということ。スイッチのオンオフさえ必要なく、円の中でだけ重さが計れます。ちょっとした機能ですが、実現すればなにかと便利そうですよね。

ついに製品化!…かも

2013年、もう記事が出まわってからずいぶんたっていましたが、問い合わせは一向にやまず。コンセプトをデザインしたJim TerMeer氏本人も「これだけ人気なのになんでまだ市場に出回っていないのかさっぱりわからん」と不思議で仕方なかったそうです。

そして、2015年も終わりを迎えようとしている今。どうやら重い腰をあげたのか「最近、製品化の話をし始めたところなんだよね」と話してくれました。まだ具体的な計画には至っていないようですが、購入できる日も近いかもしれません。気になった人は彼のWEBサイトをチェックしておくといいかも。詳しいことが分かり次第教えてくれるそうなので、期待して待ちましょう♪

Licensed material used with permission by Jim TerMeer
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。