自閉症の男の子のために、美容師がみせたプロ意識がすごい・・・

「まさにプロの魂を見せつけられた気分だ」。これは、この記事の主人公James WilliamさんのFacebookに投稿された、写真とコメントを目にした人々の感想です。

動きまわる子どもを相手に、大胆な発想力で髪を切る美容師の姿に、真のプロ意識を教えられた気がしてくるはずです。

 子どもに合わせて
床に寝転がってヘアカット

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青いセーターのこの少年Masonくん(4歳)は、自閉症と診断されてから、この日生まれて初めての散髪をするために両親に連れられてやってきました。
美容師のJames Williamさんがセットチェアに彼を腰掛け、できるだけ早くカットしようと試みますが、Masonくんは逃げ出してしまいます。ただでさえ初めての体験。少年にとっては恐怖にも思えたかもしれません。何度目かのチャレンジの後で、Williamさんは考えました。Masonくんの最も居心地のいい姿勢で髪をカットしてあげよう…たとえそれが、床に寝ながらだったとしてもです。

子どもの目線に立ってみる
美容師の起点に世界が賞賛

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「悪戦苦闘したけど、最後にようやくMasonの髪をどう切ったらいいかが分かったんだ。彼と同じように床に寝っ転がって、何も話しかけずに黙ってハサミを入れる。これが唯一、彼が受け入れてくれる方法だった。文字通り、子どもと同じ目線に立つってことだね。Masonと僕の信頼関係ができあがったんだと思う。こうやって自分の技術で、彼や両親が喜んでくれることが一番嬉しい。カットが終わった後、ハイタッチを求めた僕に彼は抱きついてきてくれたんだ」

この体験をFacebookに投稿したWilliamさん。美容師として最高のパフォーマンスを出すための最善策。それを考えて実践した彼の起点に「これぞ、まさしくプロフェッショナルの仕事!」と世界中から賞賛のコメントが寄せられました。

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最後に、その中から一部を抜粋してご紹介。

「ひとこと“ブラボー”と言わせてください。あなたのその努力と理解や、子どものことを考えた行動に感謝!」「ありがとう。William、あなたのような優しさと善意で世界はバランスを保っているんだ」「他の美容室だったら断っていたかもしれない…。君は本当にヒーローだね」「子どもの目線に合わせた。そこが本当にステキ!」「時々、お金がすべてじゃないって、本当に思うときがある。まさにこの話がそれさ!」

Licensed material used with permission by  James Williams , Elite Daily

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。