世界の成功者9人、驚きの「タイムマネジメント術」。MTG中は必ず・・・

もっとも成功した起業家9人を「Inc.com」にリストアップした、ジャーナリストのEkaterina Walter氏は、彼らの時間の使い方(タイムマネジメント)に成功の大きな秘訣があると強調します。現在、アメリカでベストセラーとなっている一冊のビジネス書より、9人の象徴的なコメントを抽出したWalter氏の記事
世界に名を馳せる起業家たちの時間に対する考え方には、私たちにも共通するヒントが散りばめられていました。

01.
ミーティング中は、
ずっと立ったまま。
(リチャード・ブランソン)

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「私が好きなトリックのひとつが、出席するすべてのミーティングを立ったままの状態で行うことです。ビジネスにおいて、この立ったままというスタイルは、意思決定をする上でとてもスピーディーにいくことがわかった。重要な決議においても契約成立の場でもね。時間があるときは、散歩しながらのミーティングもよく実施しています。それから、旅行に行くときは必ず、真っさらなノートを一冊持っていくようにしています。そこに書き留めた無数のアイデアなしに、ヴァージン・グループをここまで拡大することはできなかったでしょう。どんなにいいアイデアが頭をかすめても、それを書き留めておく場所がなければ、翌朝にはどこかへ消えてなくなってしまうのだから」

イギリスの実業家。ヴァージン・グループの創設者兼会長。

02.
予定はカレンダーに
月末から書き込んでいく
(ネイサン・ブレチャージク)

Personal organizer or planner with pen on white background

「私はカレンダーの終わりの日から、自分の予定を遡って埋めていくようにしています。さらに、その日一日に行うフォーカスすべきタスクを毎朝すべて決めてしまうのです。だけど、ミーティングの場で誰かを攻め立てるようなことは、こちらもキツいから、なるべく重要な会議は午後にスケジュールを組むことにしています」

190カ国3万4,000都市をカバーするAirbnb共同創設者兼CTO。

03.
残業せずに定時でスパッと。
(アンドルー・グローヴ)

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「一日が終わり、疲れ果てて家路につこうとしている。だけれどもまだ、作業が残っていたとする。そんな時でも、私は真っ先に帰るようにしています。いつだってやるべきことは山積しているんです。自分ができること以上にね」

アメリカ人実業家。Intelの初代CEO。

06.
指示に時間を費やすより
気づきを与えること
(アンドリュー・メイソン)

Young people working together on a business project

「さすがに宇宙開発の知識はないにしても、ある程度の知見があるなかで、的確なアドバイスを与えるよりも、私の経験則から言って、成功する人たちのなかには他人との差別化意識がしっかりとあるんです。だから、もしもビジネスをテーマにしたゲームにの登場人物10人にキャラクターを設定するとしたら、そのうち3人には知性を与え、残りは自己鍛錬をさせると思います」

Groupon創設者で元CEO。

05.
重要な話は、相手の
懐事情が見えるまで待て
(マーク・キューバン)

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「誰かが小切手を書いているような場でない限り、重要なミーティングはしませんね。時間がムダになるから」

アメリカの実業家。米プロバスケットチーム、ダラス・マーベリックスの現オーナー。

06.
納得いくまで、一日何度でも
徹底的に“否定”しまくる
(ウォーレン・バフェット)

Serious strategising

「成功した人たちと、彼らよりももっと成功した僕らとの差がどこにあると思う?彼らがほとんど口にしないはずの“NO”というワードを、僕らは徹底的に使い続けるってところさ」

世界最大の投資持株会社バークシャー・ハサウェイのCEO兼会長。

07.
マルチタスクはNG!
一つごとに集中せよ
(マイク・キャノンブルックス)

Coffee knows best

「僕の場合、一度にやる作業は1つだけと決めているんです。マルチタスクは作業効率を下げるだけだから」

ソフトウェア開発企業Atlassian共同創設者兼CEO。

08.
各自の作業に集中させる
“ノー・ミーティング・デー”
(ダスティン・モスコービッツ)

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「一週間のうち1日だけ、あらゆるミーティングを排除してここの作業に専念できる日を設けてあげます。我々の会社では毎週水曜日を『ノー・ミーティング・デー』としています」

Facebookの共同創設者で、マーク・ザッカーバーグの元ルームメイト。

09.
創作活動は、一日の半分を
捧げても惜しくない
(マーク・ピンカス)

Group of people shaking hands infront of New York skyline

「もしも、素晴らしい製品を作ろうと思ったら、工数の50%を捧げる必要があります。消費者の利便性を正当化できないようならば、あらゆる関わり合いを避けてでも、その工程にフォーカスしなければいけません」

ソーシャルゲームZynga創設者で元CEO。

Licensed material used with permission by Ekaterina Walter

About writer : Ekaterina Walter is a business and marketing innovator, international speaker, an author of the Wall Street Journalbestseller “Think Like Zuck” and co-author of “The Power of Visual Storytelling.”

 

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