体温でライトが点く「懐中電灯」。電池はもう要らない!

人肌程度の体温をもとにして電力を賄える懐中電灯が開発されました。「熱電式発電機」を利用したシンプルな構造になっており、指で触れるだけでライトがついちゃいます。

電池が要らない!?

形はちょっとゴツゴツしたスマホのような感じ。「Lumen」は、手を触れた際に内部パーツに生まれた温度差から電力を生む優れもの。外気温と体温におよそ10℃ほどの温度差があれば十分LEDに光を灯すことができます。

たとえば、外気温が27度で体温が36度なら、15mA/3Vの電力を生むことができるそう。さらに温度差が大きければ余分な電力を蓄電することもできるのだとか。

ボディはアルミニウムとチタニウム製の2種類。今はKickstarterで出資を募っている段階ですが、アルミニウム製の「Lumen」なら送料込みで1個35ドル(約4,200)から予約ができます。

スマホのフラッシュライトくらいの明るさがあるので懐中電灯の代用品としても申し分なし。電池がいらないので、緊急時用として持っておくと頼りになるかもしれませんね!

Licensed material used with permission by Lumen
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。