「必ず5分遅刻する」原因は、脳にあった!

必ず5分遅れてやってくる。そんな人、周りにいませんか?またはあなた自身はどうでしょう?自身も遅刻魔だというライターのRaven Fon氏が、人が遅刻をする理由を「I Heart Intelligence」で書いています。

遅刻するのは脳のせい!?

Human brain with visible skull lateral view

タイムマネジメントや仕事の効率化に関する本を多く出す、著者のDiana DeLonzor氏。彼女は、自身の著書「Never Be Late Again」の中で遅刻する人について次のように述べています。

「遅刻をする人は、どんな時でも必ず遅れます。一部の専門家の話では、遅刻と脳は深く関わっているのだとか」

つまり、いつも遅刻をしている人は無意識に遅れてしまう可能性があるということ。ここからは、深層心理学と人格心理学の観点から、人が遅刻をする理由を見てみましょう。

無意識に遅刻してしまう人
3つのタイプ

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まずは深層心理学の見地から紹介します。DeLonzor氏は、常に遅刻をする人は3種類に分けることができると言います。

01.
締め切りにならないと
できないタイプ

これは、締め切りがこないと何もやる気が起こらず、時間ギリギリになって焦ってしまうタイプ。

02.
楽観的に
スケジュールを入れすぎるタイプ

このタイプは、想定時間内では到底できるはずもない、たくさんのことをスケジュールに入れてしまいます。

03.
心配性なタイプ

例えば、出かけようとしている時にカーテンが曲がっていることに気づいたり、パソコンの電源がつけっぱなしか気になったり…。ありとあらゆることが心配で、注意力が散漫になってしまうタイプ。

成果主義の人は
時間をキッチリ守る傾向に

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一方で、人格心理学、つまり性格が遅刻に与える影響を見てみましょう。
2003年に、サンディエゴ州立大学のJeff Conte教授が行った研究があります。その研究結果によると、マルチタスクを好む人の方が遅刻をする傾向が多かったそう。
さらに同氏は、遅刻しやすい人の性格を発見しました。成果主義の人は時間厳守で、のんびりしている人は遅刻する傾向があったのだとか。
実際、人によって時間の感じ方は違っていたようで、成果主義は58秒、のんびり屋は77秒が経過した時に、1分と感じたそうです。

遅刻する人は
長生きで健康的!?

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ただ、時間に対して楽観的で遅刻しがちな人の方が、健康的だという研究結果があります。なんでも楽観主義は、ストレスを軽減し心血管疾患のリスクを減らして、さらには免疫力を上げてくれるのだとか。

いつも周りの人に追われて、時間厳守することにストレスを感じていませんか?人生は、スケジュールのためにあるのではなく生きるためにあることを忘れずに。

Licensed material used with permission by I Heart Intelligence

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