大渋滞の高速道路に現れたプロのオーケストラ。これはたまらない・・・

週末の高速道路。事故渋滞で上下線共に通行止の大渋滞。これだけでもう、巻き込まれた人たちの気持ちに察しがつくもの。ところが、ある4人の機転で、その場にいた誰ひとりイライラすることなく、渋滞解消までの時間を過ごしたそうです。

弦楽四重奏による
即興ライブ

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ことの発端は、イギリスの高速道路(M5)で、週末の渋滞に巻き込まれた馬運車の荷台が壊れ、馬たちが逃走したこと。これにより、上下線共に通行止の大渋滞が発生。
この渋滞に巻き込まれた車列の中に、イギリス南西部の街デヴォンでの演奏会を終え、帰宅の途につく交響楽団の一行がいました。

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The Telegraph」が伝えるところによると、まったく動く様子を見せない状況にチェリストのAlison Gillies氏が「外へ出て即興ライブをやってみない?」と、同乗する3人に思いつきで提案したそうです。彼女の意見に二つ返事で同意したメンバー。すぐさま楽器のチューニングをして、パッヘルベルの代表作「カノン」が、渋滞のど真ん中で突如として始ったのです。

拍手喝采!
差し入れを渡す人まで

 

 

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弦楽四重奏の音色に誘われるように、車外へ出る人々。

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急ごしらえのカルテットといえど、そこはプロの音楽家。曲の終わりには、渋滞の解消を待つ人々からの鳴り止まない拍手が待っていました。
ヴァイオリニストのLu Jeffrey氏も、思い出に残る即興コンサートに「時間が経つのも忘れるくらい興奮した。あの瞬間、M5が世界で最も素敵なコンサート会場になったかも」と当日の心境を「Daily Mail」に語っています。

こんなこと、日本ではまず考えられない話だけど、機転の利いた素敵なアイデアだと思いませんか!

Reference:The Telegraph , Daily Mail
Licensed material used with permission by Jukin Media

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