成功する人が、職場で絶対に明かさない「12のこと」

実際、同僚とはどこまで親しくするべきなのか?「TalentSmart」の記事のポイントは、まさにそこ。ビジネスにおいて、一度何かを共有したら、もう後戻りできないこともある。ポイントは一線を超える前に、自分自身を制すること。
ここに挙げることを、ペラペラと口にしたり、平気でやっているようでは、ビジネスマンとして失格と言わざるを得ない。

01.
自分の仕事に
グチをこぼす

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誰もが答えにくい質問かもしれない。自分の仕事をどれほど好きと思えないか。チームの一員として周りの士気を下げるばかりか「チームプレーに徹せない」人物というレッテルを張られてしまう。きっと、あなたの上司はすでにそのことに気づいていて、やる気がある人が他にいくらでもいることを知っている。

02.
他人の無能さを罵る

どんな職場であれ、有能な人がいるような必ずや「無能」と呼ばれる人もいる。そして、大概そういう人は全社員に無能ぶりが知れ渡っていることが多い。もし、あなたが彼らを改善したり、そのための手助けができないのであれば、案に関わるのはよした方がいい。同僚の無能さをもてあそぶような行為は、「自分がよく見られたい」という意思の表れでもある。あなたの冷淡さは、いつか無能な同僚から、あなたのもとへと戻ってくるはずだ。

03.
いくら貰っている?
給料について公開

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きっと、あなたの両親は、毎月どれだけ稼いでいるのかを聞くのが楽しみかもしれない。しかし、職場でする給与の話はネガティブな効果しか生まない。
誰もが一律の公正な給与を割り当てられることなんて、まずあり得ない。給与を明かすことは、同僚たちに比較の尺度を渡してしまうこと。ただの好奇心から、仲間と給与の数字を明かし合うのは楽しいかもしれない。だが、一度そうしてしまうと、二度とお互いを同じ目では見られなくなってしまうことだけは、覚えておこう。

04.
政治的意見や宗教的信念を
無視したビジネス観

他人と見解が一致しないことは、対立の原因となる。人の世は政治的、宗教的価値観で動くことが多い。社会人は、理想と信念のもとに自分たちの生活を構築し、それに触れることは、つねに危険を伴う。なぜなら、すべてが対立に至る「非難」につながる可能性があるため、最終的には、自分の意見ばかりを主張せずに、他人の話に聞く耳を持つことも大切になってくる。
政治的意見や、宗教的な信念は、ビジネスにも深く根付いている。彼らの思考を変えようと、努力しているはずが、ときとして、あなた自身を判断されている、なんてことは往々にしてある。

05.
同僚みんなに
Facebookで友達申請

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あなたの上司がFacebookで「一番見たくない」のは、ビーチでテキーラをショットで飲んでいるあなたの姿。不適切でネガティブな印象を与えかねない投稿をFacebookにするのは、いかがなものか?悪い印象を残す方法はいくらでもある。例えば、洋服、一緒にいる人、どこで何をしているか、友人のコメントまで。あなたのキャリアアップに疑いの影を落とすことにもなりかねない。
また、他人からの非難を浴びないようにするのも、難しいものだ。トラブルを回避するためにも、会社の仲間と安易にFacebookでつながるのは避けたほうがいい。

06.
性生活の話題を
職場に持ち込む

自分のセックスライフが、充実していようがいまいが、そんなことを職場で話すべきではない。ごく一部の人には、笑いのネタになり得るかもしれないが、そんなもの最も陳腐なコミュニケーションでしかない。性生活の話題を職場に持ち込む。このラインを超えると、一瞬であなたの悪い評判が社内を駆け巡るだろう。

07.
禁断の恋!?
同僚と恋に落ちる

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本当にいい同僚というものは、120%あなたとの恋愛を望んでいない。彼らとの恋愛を想像したなんていう話題ほど、同僚を嫌がらせるものはないだろう。たとえ、間接的な表現でも、下ネタ的な話を持ち出すと、その後すべてがネガティブなイメージでとられてしまう。もちろん、あなたの考えはあなた自身のもの。何を考えたっていいが、自分自身の中に留めておくことも大切だ。

08.
あわよくば・・・
他人の成功を
自分だけのものに

他人の利益と、直越競合する仕事への熱意を口にすることは、会社全体の利益にはつながらず、利己的だとみなされる。本当にできる社員は、自分の利益だけでなく、チーム全体としての成功を考えられる人だ。もちろん、お金のために働く人も多いだろう。でも、利己的な目標は、目標達成の助けにはならない。

09.
いつまで経っても
学生気分が抜けきらない
浮ついた発言

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確かに、過去はあなたについて多くを語る。だが、20年前に突飛なことをしたからといって、人はあなたがそれ以来、非の打ちどころのない人物になったとは思わないだろう。典型的な学生時代の悪行として考えられることすべてが、今のあなたの伏線。ピンチにおいて誤った判断をし、どこで線を引くべきかが分かってなさそう。そう、周りから思われているかもしれない。
多くの大統領が、度重なる過去の過ちがあるにも関わらず選出され、イメージを払拭、改善できたのは、有能なPRチームがいたからこそ。あなたも、不快な過去を払拭させる必要がある。

10.
週末の行動を
得意げに話す

週末に酔っぱらった話をするのは、仕事には影響しないと思うかもしれない。あなたができるビジネスマンなら、週末に何をしていようが、いいビジネスマンであるはず?残念ながら答えはNOだ。人々は、あなたを別に楽しい人だとは思わない。抑制が効かず、未熟で適切な判断力に欠けた人物と捉えるだろう。ビジネスの最前線を行く人々ほど、アルコールにはネガティブなイメージを持っているもの。

11.
他人をおとしめる
トゲのあるジョーク

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私たちが有名人から学ぶことがあるとすれば、「相手を見てモノゴトを語れ」ということ。攻撃的すぎるジョークは、あなたの価値を下げるだけ。あなたを恐ろしい人物だと印象付けてしまうから。面白いよりも、巧妙なジョークにも注意が必要だ。
ジョークというのは、その人物とどれだけ親しい関係にあるかを基準にして、妥当なラインを引くべきなのだ。ジョークで気分を害する人がいる場合は、語らない方がベター。その冗談がどう、真剣にとらえられるかが分からないから。

12.
就職活動中であることを
他人に告げる

子供のころ、私は2週間で辞めたいと野球のコーチに言った。次の2週間、私はベンチにいた。その2週間の後私が残ることを決めたとき、状況はさらに悪くなった。「彼はここにいたくない子」として扱われた。それは自分のせいだったが傷ついた。以前は確かだった自分の決意を伝えてしまったからだ。
就職活動中であることを他人に伝えると、これと同じことが起こる。つまり退職を考えていることを明らかにした瞬間から、あなたは周囲から、お荷物的存在として扱われる。転職が失敗することだってあるのだから、それを他人に言うのは、仕事を見つけるまで待つことだ。そうしないと、あなたは一生ベンチウォーマーだ。

Licensed material used with permission by TalentSmart

ABOUT THE AUTHOR:Travis Bradberry, Ph.D.
Dr. Travis Bradberry is the award-winning coauthor of Emotional Intelligence 2.0 and the cofounder ofTalentSmart® the world’s leading provider of emotional intelligence tests and training serving more than 75% of Fortune 500 companies. His bestselling books have been translated into 25 languages and are available in more than 150 countries.
Dr. Bradberry is a LinkedIn Influencer and a regular contributor to Forbes, Inc., Entrepreneur, The World Economic Forum, and The Huffington Post. He has written for, or been covered by, Newsweek, BusinessWeek, Fortune, Fast Company, USA Today, The Wall Street Journal, The Washington Post, andThe Harvard Business Review.

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