目が見えない人でも「笑顔を感じられる」アプリ。思わず、胸が熱くなった

相手が笑顔なら、自然と自分も笑顔になりますよね。でも、視覚障がいがある人にとっては、相手が笑っているのかどうかに気づけずもどかしい思いをすることも。

そんな彼らのために登場したアプリ「LISTERINE® Smile Detector」は、スマホのカメラ機能で人の笑顔を読み取りバイブレーションで知らせてくれます。

振動するだけと聞くと物足りなく聞こえるかもしれません。が、使ってみた人々の感想を聞くとその役割の大切さに気づきます。

笑顔に気づける幸せって
どういうこと?

動画冒頭、視覚障がいのある人々が「笑顔」について語ります。

「笑顔ってきっと、見ていてとっても可愛いものなんでしょうね。

恋人と話している時、彼が自分と同じように笑ってくれているのかどうか見えないんです。好きな人がどんなキモチなのかもっとわかりたいと思っていても、それがとても難しいこともあります」

「まだ、見えていた時のことを思い出します。笑顔やアイコンタクトを取る瞬間がとても好きでした。

もしそれを思いだせたら、きっともう一度笑顔の力強さに気づけるんだと思います」

彼らにとって、笑顔を認識するには声が必要だったりします。表情が目に見えないというだけで、いつも不安を抱えているのかもしれません。

笑顔に気づけるだけで
世界は広がる

アプリの機能はシンプル、カメラで相手の顔を認識して、振動する。たったこれだけで彼らの世界は大きく変わります。

「わぁ、この部屋にいる人みんなハッピーなのね」

「あー、私に笑いかけてる?」

気づけるだけじゃない!
微笑み合えるようにも。

ゲームをしながら話す冗談や、相手のニヤっとした表情。たとえ言葉がなかったとしても…。

振動で目の前の人の笑顔がわかります。

「感激だ!なんていうか、自然な微笑みなんだ。笑顔に笑顔で答えられる。これには本当に感動したよ」

「きっと笑顔を見ることができないって、会話を聞き逃してしまうようなものなんだと思います。

最初にこのアプリのことを聞いた時、正直大きな期待はしていませんでした。でも、なんていうか本当にスペシャルな体験なんです!」

実はこのアプリ「LISTERINE® Smile Detector」は「iOS」版と「Android」版、どちらも無料でダウンロードできます。

開発したのは、口臭予防用マウスウォッシュブランド「リステリン」を販売している「ジョンソン・エンド・ジョンソン」。

白い歯を見せて欲しい(笑顔でいて欲しい)という願いが込められているのでしょうか。とても素敵な取り組みですよね!

Licensed material used with permission by Johnson & Johnson

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。