コーヒーを愛するすべての人へ!映画『A Film About Coffee』が公開決定!

いつの間にか、私たちの暮らしに欠かすことが出来なくなったコーヒー。そんな何気ない日常のカップの奥底には、遙かなるコーヒー豆たちの冒険が隠されている。

果たして、その1杯はどのように私たちの手元に届けられるのだろうか?物語『Seed to Cup(種からカップまで)』を美しい映像で綴ったドキュメンタリーが、12月に日本で公開される。映画『A Film About Coffee』のことだ。

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実は、もともと、自主制作映画だった本作。その上映会が、世界30カ国108都市にもおよぶコーヒー愛好者の手で自発的に開催され、大きな話題に。その反響を受け、ついに本国アメリカで配給が決定したという経緯がある。

制作したのは、サンフランシスコ在住のCMクリエイター、ブランドン・ローパー監督。彼は、世界のコーヒーカルチャーを牽引するプロフェッショナルたちの熱き仕事ぶりと哲学を追求。新潮流の中核をなす、高品質で風味の優れた「スペシャルティコーヒー」の現場を紐解きつつ、ブームにはとどまらない大きなコーヒームーブメントの今を鮮やかに浮き彫りにした。

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中には、日本進出が話題になった「ブルーボトルコーヒー」創始者のジェームス・フリーマンが、自らのコーヒーの原体験や日本の純喫茶への強い憧憬を語るシーンも。

そこで登場する大坊勝次さんは、2013年に多くのファンから惜しまれつつも閉店した、東京・表参道の「大坊珈琲店」のオーナー。コーヒー1杯を淹れる一連の研ぎ澄まされた所作はあまりにも美しく、今はなき名店の佇まいが再びスクリーンに立ち現れるよう。映画には、大坊さんの他にも、東京で活躍中のプロフェッショナルたちが登場する。

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ここ数年で拡大を見せる「スペシャルティコーヒー」の担い手たちは、豆の生産地からカフェに至るまでのあらゆる場所に新たな経済の仕組みを息吹かせつつある。本作では、コーヒーから始まるこうした変革の姿も、美しい映像とともに映しだされることに。

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映画A Film About Coffee』は、2015年12月新宿シネマカリテほか全国順次公開。きっと、本作を観た後は、コーヒーがより身近に、より愛しく思えるはずだ。

Licensed material used with permission by © 2014 Avocados and Coconuts.

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。