光る波を乗りこなす!世界初のエレクトリカル「ナイトサーフィン」が楽しそう

世界のあらゆる波を人工でつくり出す「Wavegarden」。いわゆる人工波テクノロジーを用いた、ウェーブプールを手掛ける草分け的存在だ。サーファーたちをわくわくさせる、次なる一手は「ナイトサーフィン」。その世界観は、サーフィンを数倍楽しくする!

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最新の照明テクノロジーを採用し、変幻自在に色を変える波。ライティング開発会社の協力を得て、夜の波間の壮大なイメージを作り上げた。

今回、「Wavegarden」は、研究に研究を重ね波の下(つまりは水中)からライトアップするなど、戦略的にライティングを施し、未だかつて、サーファーたちが経験したことのない“夜の海”を再現することに成功。

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「水の下から波を照らすという、まったく新しいコンセプトに至ったんです。さらにソフトウェアプログラムを採用して、波によって光の色彩や濃淡を変えることも可能です。光の内部反射を最適化するために、角度や色合いには特に気り、最適化を計りました」

Surfer Today.com」は、この照明システム導入を予定するウェーブプールに期待を寄せる、CEOのJosema Odriozola氏の言葉を紹介している。

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実のところ、ナイトサーフィンは目新しいものではない。と言うのも、サーフィン競技は以前、まるでサッカー競技場のように照明を、海に向かってガンガン焚いて行われてきた歴史もある。
だが当然のことだが、ライトの照射エリアが狭く、波のスピードについていくのも困難。さらにはサーファーからしても、波のサイズや、形、リズムを読み取ることができないと、非難が集中。現在、国際大会で夜に開催されてる競技は、もちろんない。

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ちなみに、動画内で華麗なるライディングを披露しているのは、元欧州チャンピオンのビンセント・ダビグナック、 ビッグウェーブライダーとして有名なナチョ・ゴンザレスら、第一線で活躍するプロライダーたち。「Wavegarden」のプレスリリースによれば、彼らも“夜の波”は初体験だったとか。

この技術が応用されれば、仕事や学校がどんなに忙しくても、ナイトサーフィンを楽しむことが可能に。日照時間が短い冬場の朝夕でも存分に楽しめそう!

Reference:Surfer Today.com
Licensed material used with permission by Wavegarden

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。